特許
J-GLOBAL ID:200903016447656972

高速リラクタンス型電動機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-104036
公開番号(公開出願番号):特開平6-046593
出願日: 1991年02月12日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高速、高トルクで効率の良いリラクタンス型電動機を得る。【構成】 1つの励磁コイル32aの通電が停止されたときに、磁心に蓄積された磁気エネルギを、逆流防止用49aのダイオードにより電源側に還流することを防止して、小容量のコンデンサ47aに流入充電して高電圧に保持するので、電流の降下が急速となる。所定時間後に次の励磁コイル32dが通電されるが、このときの印加電圧はコンデンサの充電高電圧となるので、急速に電流が立上がる。励磁コイルの通電の立上がりと降下が急速となるので毎分数万回転とすることができる。また励磁コイルの通電時にインダクタンスコイルに通電し、両者の通電を断ったときに、両者の磁気エネルギをコンデンサに流入充電して、次に通電される励磁コイルに通電して、銅損と鉄損によるエネルギ損失を補充する手段も採用されている。
請求項(抜粋):
固定電機子と磁性体回転子を備えた3相片波通電のリラクタンス型電動機において、磁性体回転子の外周面に等しい巾と等しい離間角で配設された複数子の突極と、固定電機子の内周面より突出され、軸対称の位置にある磁極が同相となり、突極と僅かな空隙を介して対向し、等しいピッチで配設されるとともに、励磁コイルの装着される磁極の円周方向の巾が電気角で120度若しくは180度の巾の6n個(nは正整数)の磁極と、該磁極に装着された第1,第2,第3の相の励磁コイルと、突極の回転位置を検知して、電気角で120度の巾で360度の位相差のある矩形波の第1の相の位置検知信号ならびに第1の相の位置検知信号と同じ波形と位相差を有し、第1の相の位置検知信号よりそれぞれ位相が順次に電気角で120度おくれた第2,第3の相の位置検知信号が得られる複数個の位置検知素子を含む位置検知装置と、各励磁コイルの両端に接続されたスイッチング素子と、スイッチング素子と対応する励磁コイルの直列接続体のそれぞれに逆接続されたダイオードと、直流電源に順方向に接続した逆流防止用の第1,第2,第3のダイオードを介して、それぞれ第1,第2,第3の相の励磁コイルに対して、両端に接続したスイッチング素子が第1,第2,第3の相の位置検知信号によりそれぞれ導通せしめられるることにより供電する第1,第2,第3の通電制御回路と、第1,第2,第3の通電制御回路の第1,第2,第3のダイオードのそれぞれに並列に接続して設けられた小容量の第1,第2,第3のコンデンサと、突極が磁極に侵入し始める点より電気角で30度の区間内において、設定された角度を経過した点で該磁極に捲着された励磁コイルの通電が開始されるように、前記した位置検知素子を固定電機子側に固定する手段とより構成されたことを特徴とする高速リラクタンス型電動機。
IPC (2件):
H02P 7/00 501 ,  H02K 19/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-307391

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