特許
J-GLOBAL ID:200903016448706205

トラッキング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005041
公開番号(公開出願番号):特開平7-210950
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】ATF方式のヘリカル走査型磁気記録再生装置のトラッキング制御装置において、パイロット信号処理を含めたATF制御系を全ディジタル処理化し、回路の高集積化を行う。【構成】再生パイロット信号を複数のパイロット信号周波数の公倍数周波数でサンプリングする手段と、サンプリング周波数を検出すべきパイロット信号周波数に等しく且つ所定のサンプリング位相差に変換する2つのサンプリングデータ間引き手段と、不要高域成分を抑圧する2個のディジタルLPFと、ディジタルLPFの出力データからベクトル演算によりパイロット信号レベルを演算する手段とを備え、検出したパイロット信号レベルに応じたトラッキングエラー信号をテープ駆動手段に帰還するように構成する。【効果】高性能なトラッキング制御装置が実現可能となる。
請求項(抜粋):
回転磁気ヘッドのヘリカル走査により形成されるトラック毎に周波数の異なる複数のパイロット信号が逐次循環的に情報信号に多重して記録されている磁気記録媒体から、再生時に上記磁気ヘッドが走査すべきトラックの両隣接トラックからの再生パイロット信号のレベル差に応じてトラッキング制御を行うトラッキング制御装置において、上記検出すべき再生パイロット信号を、該パイロット信号の1周期に対して少なくとも2ポイントでの振幅情報をサンプリングしてディジタル信号に変換するAD変換手段と、上記AD変換手段の出力データを、上記パイロット信号の1周期に対する上記2ポイントのサンプリングポイントの位相差情報に応じて予め決められた所定の演算を行う演算手段と、上記演算手段の出力データからトラッキングエラー信号を発生するトラッキングエラー発生手段と、を備えたことを特徴とするトラッキング制御装置。

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