特許

J-GLOBAL ID：200903016449214233

温度補償型水晶発振器

発明者： 桜井 保宏
出願人/特許権者： シチズン時計株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-122657
公開番号（公開出願番号）：特開2000-315915
出願日： 1999年04月28日
公開日（公表日）： 2000年11月14日
要約：

【要約】【課題】 固定容量と可変容量との直列接続からなる従来の可変容量回路は、半導体集積回路上に形成すると、容量変化率が減少するため、これを搭載する温度補償型水晶発振器は、周波数可変幅が減少する。【解決手段】 第1の電極の拡散領域15および拡散領域17の内側に、第2の電極21を形成し、第2の電極21の内側に第3の電極29を形成することにより、固定容量に付随する寄生容量と電極抵抗とを排除することで、容量変化率の減少を抑制し、周波数変化幅の拡大を可能とする。

請求項（抜粋）：

水晶発振回路と、温度補償信号発生回路と、水晶発振回路に接続し、温度補償信号発生回路の制御下にある可変容量回路とを有する温度補償型水晶発振器であって、可変容量回路は、同一導電形の低濃度および高濃度の不純物を含む半導体からなる第1の電極と、第1の電極の低濃度部分に絶縁膜を挟んで対向し、金属膜または高濃度の不純物を含む半導体膜からなる第2の電極と、第2の電極に絶縁膜を挟んで対向し、金属膜または高濃度の不純物を含む半導体膜からなる第3の電極とを備え、第3の電極の投影面の全部または大部分が第2の電極の投影面の内側にあり、第2の電極の投影面の全部または大部分が第1の電極の投影面の内側にある構成の可変容量回路であることを特徴とする温度補償型水晶発振器。

IPC (2件)：

H03B 5/32 ,  H01L 41/09

FI (3件)：

H03B 5/32 A ,  H03B 5/32 H ,  H01L 41/08 C

Fターム (9件)：

5J079AA04 ,  5J079BA02 ,  5J079BA43 ,  5J079BA44 ,  5J079BA47 ,  5J079DA14 ,  5J079FA17 ,  5J079HA24 ,  5J079KA05