特許
J-GLOBAL ID:200903016453357502

陰極線管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-065274
公開番号(公開出願番号):特開平11-329284
出願日: 1999年03月11日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【目的】 画面周辺で起こる、水平垂直方向のレンズ倍率差による電子ビームの横つぶれ現象を軽減することにより、画面全域における良好な画像特性を有する陰極線管を提供するにある。【構成】 陰極線管の電子銃は、第1、第2、第3及び第4のグリッド5,6,7,8の順序で配置された少なくとも4つの電極から構成される主電子レンズ部を有し、第1のグリッド5には、中位の第1電圧が印加され、第4のグリッドに8は、陽極電圧が印加されている。互いに隣接する第2グリッド6と第3グリッド7は、抵抗器100で接続され、前記中位の第1電圧及び前記陽極電圧の略中間の電位に相当し、略同電位の第2及び第3電圧がそれぞれ印加されている。隣接する第2グリッド6と第3グリッド7との間に非対称レンズが形成され、前記第1のグリッド5に前記偏向磁界に同期して変化する電圧が与えられている。
請求項(抜粋):
少なくとも1本の電子ビームを形成し、射出する電子ビーム形成部と、この電子ビームを加速集束させる主電子レンズ部を有する電子銃と、及びこの電子銃から放出した電子ビームを画面上、水平及び垂直方向に偏向走査する偏向磁界を発生する偏向ヨークとを少なくとも備えた陰極線管において、前記主電子レンズ部は、第1、第2、第3及び第4のグリッドの順序で配置された少なくとも4つの電極から構成され、第1のグリッドには、中位の第1電圧が印加され、第4のグリッドには、陽極電圧が印加され、互いに隣接する第2グリッドと第3グリッドとは、抵抗器で接続され、これら第2及び第3グリッドには、前記第1電圧より高く、前記陽極電圧よりも低い電位に相当し、略同電位の第2及び第3電圧がそれぞれ与えられ、第1グリッドと第2グリッドとの間に第1のレンズ領域が形成され、第3グリッドと第4グリッドとの間に第3のレンズ領域が形成され、隣接する第2グリッドと第3グリッドとの間に第2のレンズ領域が形成され、この第2レンズ領域に非対称レンズが形成されることを特徴とする陰極線管。

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