特許
J-GLOBAL ID:200903016454059351

自動利得制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-189427
公開番号(公開出願番号):特開2001-024457
出願日: 1999年07月02日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、並列増幅器を組込んだ自動利得制御装置において、並列増幅器の内のいずれかが故障したとき、他の増幅器の入力信号レベルが増大し、非直線領域での増幅により、出力信号に歪みやノイズが発生するのを回避する。【解決手段】 故障台数検出回路11が、並列増幅器41〜4Nの故障台数Xを検出し、その検出台数Xに基づき、基準電圧生成回路12は予め対応して設定した基準電圧Vm0〜VmNを制御信号生成回路9に供給する。従って、制御信号生成回路9は、並列増幅器41〜4Nの故障により、大幅に出力が低下しても、それに対応して基準レベルが異なる基準電圧Vm0〜VmNの供給を受けて制御信号Sを導出するので、正常な並列増幅器における入力信号レベルの大幅な増加は押さえられ、歪みあるいはノイズの発生は回避され、引続き特性の良い出力信号を送出することができる。
請求項(抜粋):
高周波信号が供給される可変減衰器または可変利得増幅器と、この可変減衰器または可変利得増幅器に接続された分配器と、この分配器で分配された前記高周波信号をそれぞれ増幅する並列増幅器と、この並列増幅器に接続され各増幅された前記高周波信号を合成して出力する合成器と、この合成器で合成出力された前記高周波信号の出力電力を検出し、対応した電圧を出力する出力検出回路と、前記並列増幅器に接続され、故障した増幅器の台数を検出する故障台数検出回路と、この故障台数検出回路に接続され、故障増幅器台数に対応して予め設定されたレベルの基準電圧を出力する基準電圧生成回路と、この基準電圧生成回路からの前記基準電圧と前記出力検出回路から導出された前記電圧との差を導出して前記可変減衰器または可変利得増幅器を制御するように構成された制御信号生成回路とを具備することを特徴とする自動利得制御装置。
IPC (2件):
H03G 5/16 ,  H03G 3/20
FI (2件):
H03G 5/16 A ,  H03G 3/20 A
Fターム (11件):
5J030AA10 ,  5J030AB05 ,  5J030AC01 ,  5J030AC07 ,  5J030AC26 ,  5J100JA01 ,  5J100KA05 ,  5J100LA09 ,  5J100LA10 ,  5J100QA02 ,  5J100SA01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平3-048702
  • 電力増幅器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-329726   出願人:日本電気株式会社

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