特許
J-GLOBAL ID:200903016455035987

電力託送における発電電力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-383136
公開番号(公開出願番号):特開2003-189479
出願日: 2001年12月17日
公開日(公表日): 2003年07月04日
要約:
【要約】【課題】逆潮流ありで、系統連系している発電設備が同時同量を満たす制御及び監視機能を備えた電力託送における発電電力制御装置を提供する。【解決手段】発電電力制御装置は、発電設備が電力系統に送電した送電電力量と需要家が受電した受電電力量をもとに、所定時間区間における受電電力量と、送電電力量から所定の送電損失電力量を除いた電力量を一致させるため、サンプリング区間毎に計量される受電電力量と送電電力量と所定の送電損失電力量に基づき、誤差補正手段による受電電力量と送電損失電力量を除いた送電電力量の間の誤差を補う誤差補正値と受電電力量予測手段による受電電力量予測値の加算結果に送電損失電力量相当分を加算し、この出力を必要送電電力量とし、この必要送電電力量をサンプリング区間幅で平均化して、次回のサンプリング区間における送電電力指令としているので、所定時間での需要家の受電電力量に発電所の送電電力量を追従させることができる。
請求項(抜粋):
電力系統に連系する発電設備がその発電電力を電力系統に送電し、電力系統を介して前記発電設備からの発電電力の供給を受ける需要家から成る電力託送システムにおいて、前記発電設備が電力系統に送電した送電電力量と、前記需要家が受電した受電電力量をもとに、所定時間区間における前記受電電力量と、前記送電電力量から所定の送電損失電力量を除いた電力量を一致させるため、所定時間区間内を所定のサンプリングで区切るサンプリング設定手段と、前記サンプリング設定手段にて設定された区間毎に計量される送電電力量と送電電力量と所定の送電損失電力量に基づき、サンプリング毎に所定時間の開始時間を起点とした今回サンプリングまでの受電電力量と今回サンプリングまでの所定の送電損失電力量を除いた送電電力量の間の誤差を誤差補正値として次回のサンプリング区間にて誤差を補う誤差補正手段と、今回サンプリング区間における受電電力量と前回サンプリング区間における受電電力量の差を変動予測値として次回のサンプリングにおける受電電力量の予測を行う受電電力量予測手段とを設け、前記誤差補正手段による誤差補正値と前記受電電力量予測手段による受電電力量予測値の加算結果に送電損失電力量相当分を加算することで必要送電電力量とし、それをサンプリング区間幅で平均化することで、次回のサンプリング区間における送電電力指令とすることを特徴とする電力託送における発電電力制御装置。
FI (2件):
H02J 3/46 G ,  H02J 3/46 C
Fターム (4件):
5G066HA15 ,  5G066HA17 ,  5G066HA30 ,  5G066HB02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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