特許
J-GLOBAL ID:200903016460282682

コネクタ及び雄部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-220278
公開番号(公開出願番号):特開平5-060281
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】雄部材1の挿入端部10の外周面にシール溝12cと係合溝14cを形成しているにもかかわらず、挿入端部10の流路面積を確保したコネクタ及び雄部材の製造方法を提供すること。【構成】コネクタは、挿入端部10と本体部11とからなる雄部材1と、ロックリング26をもつ雌部材2とで構成されている。雄部材1の挿入端部10は、その先端から、本体部11の外径よりも大きな外径をもつ中径外周面12bとシール溝12cとシールリング12dとをもつ中径筒部12と、ロックリング26を径外方向に弾性変位させる円錐外周面13bをもつ円錐筒部13と、中径筒部12の外径よりも大きな外径をもつ大径外周面14aをもちロックリング26が係合される係合溝14cをもつ大径筒部14とからなる。挿入端部10は、円筒パイプの端部を拡径した後、その先端のみを縮径して構成されている。
請求項(抜粋):
先端部に拡径して形成された挿入端部と該挿入端部よりも後方の本体部とからなり、金属製の薄肉円筒パイプから構成された雄部材と、該雄部材の該挿入端部が挿入される受入開口と該受入開口に連通した受孔と該受孔を区画するとともに該挿入端部の外周面を覆うシール内周面とをもつ筒状の雌部材と、該雄部材の受入開口側に保持され径外方向に弾性変位可能な保持部材とで構成され、該雄部材の該挿入端部は、該挿入端部の先端から、該雄部材の該本体部の外径よりも大きな外径をもつ中径外周面と、該中径外周面に同軸的に形成されたリング状にのびるシール溝と、該シール溝に被着されたシールリングとをもち、軸芯と平行な直円筒状の中径筒部と、該中径筒部の後方に同軸的に連設され、該雄部材の先端から遠ざかるにつれて内径が円錐面状に拡径する円錐内周面及び外径が円錐面状に拡径しかつ該保持部材を径外方向に弾性変位させる円錐外周面とをもつ円錐筒部と、該円錐筒部の後方に連設され、該中径筒部の外径よりも大きな外径をもつ大径外周面をもち、該大径外周面に同軸的に形成されたリング状にのび該保持部材が係合される係合溝をもち、軸芯と平行な直円筒状の大径筒部とからなることを特徴とするコネクタ。

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