特許
J-GLOBAL ID:200903016471650071

流下液体熱交換器及びそのような熱交換器を有する空気精留装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-088538
公開番号(公開出願番号):特開平6-018166
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 複式精留塔型空気精留装置において、低圧精留塔底部の液体酸素を中圧精留頂部のガス状窒素との熱交換によって気化させる熱交換器の、気化酸素通過時の圧力低下を減少させる。【構成】 窒素凝縮用通路(19)はストリップ(22)によって上方を閉じられ、ストリップの上方には、上端を閉じられた液体酸素分配用区画(23)が限定されている。この区画は、その中間高さに孔あきバー(27)、バーの下方に水平母線をもった波板充填物(28)を収容する。液体酸素は、これらの区画内に横から導入され、バーの開口(33)により予備分配され、充填物(28)により細分配され、ストリップ(22)のすぐ上に位置する細長い孔(34)を通って、頂部も底部も開放された隣接酸素気化通路(18)内に流入する。複式精留塔型空気精留装置の主気化凝縮器に使用。
請求項(抜粋):
気化通路集合体(18)と加熱通路集合体(19)とに配分された多数の平らな通路(18,19)を間に限定する、平行垂直板(4)集合体からなる平行六面体を有し、各通路はその通常の熱交換部分に垂直母線をもった一枚の波形スペーサー(20)、気化通路(18)の全長にわたって液体を分配するように熱交換器(2)の上端に設けられている液体分配手段、及び第2流体を加熱通路(19)内に案内するように設けられている手段(9)を有する種類の、第2流体との熱交換によって液体を気化する流下液体熱交換器において、前記分配手段が、上端を閉じられ加熱通路(19)の上にそれぞれ位置した区画(23)内に配置され、水平なストリップ(22)によって前記加熱通路(22)から隔てられていること、前記ストリップのすぐ上に熱交換器の全長にわたって延びている水平な細長い孔(34)が、隣接する気化通路(18)と自由に連通する区画(23)の下部に位置すること、及び気化通路(18)が、その全長にわたって上端及び下端で開放され、全高さにわたって、垂直母線をもった多くとも一枚の波板スペーサー(20A)を有することを特徴とする流下液体熱交換器。
IPC (3件):
F25J 5/00 ,  F25J 3/02 ,  F28D 9/00

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