特許
J-GLOBAL ID:200903016478553187

触媒の劣化判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-271204
公開番号(公開出願番号):特開平5-106494
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 O2 センサの単体性能のバラツキや劣化の影響を受けることが少ない触媒の劣化判定装置を提供する。【構成】 通常は触媒Cの上流側O2 センサFSと下流側O2 センサRSの両方の出力に基づき、第1の空燃比制御手段M1が空燃比をフィードバック制御する。運転状態判別手段M3がエンジンの所定の運転状態を判別すると、調整手段切換手段M4が第1の空燃比調整手段M1から第2の空燃比調整手段M2に切り換え、下流側O2 センサRSの出力のみに基づいて空燃比をフィードバック制御する。その際に、空燃比を増加させるスキップ量を発生してから反転判別手段M5が下流側O2 センサRSの出力の反転を検出するまでの時間を時間計測手段M6で測定し、その時間が所定値よりも短くなっときに、触媒劣化判別手段M7が触媒Cの劣化を判別する。
請求項(抜粋):
触媒(C)を排気系に配したエンジン(E)の排気浄化システムにおいて、触媒(C)の上流側の排気通路に設けられ、エンジン(E)の空燃比を検出する上流側O2 センサ(FS)と、触媒の(C)下流側の排気通路に設けられ、エンジン(E)の空燃比を検出する下流側O2 センサ(RS)と、上流側O2 センサ(FS)の出力(FVO2)および下流側O2 センサ(RS)の出力(RVO2)に応じてエンジン(E)の空燃比を調整する第1の空燃比調整手段(M1)と、下流側O2 センサ(RS)の出力(RVO2)に応じてエンジン(E)の空燃比を調整する第2の空燃比調整手段(M2)と、エンジン(E)が所定運転状態にあるか否かを判別する運転状態判別手段(M3)と、エンジン(E)が所定運転状態にある時、第1の空燃比調整手段(M1)から第2の空燃比調整手段(M2)に切換える調整手段切換手段(M4)と、下流側O2 センサ(RS)の出力(RVO2)が理論空燃比に対してリーンからリッチに、あるいは理論空燃比に対してリッチからリーンに反転したことを判別する反転判別手段(M5)と、第2の空燃比調整手段(M2)に切換えた後、第2の空燃比調整手段(M2)が燃料補正係数(KO2)を理論空燃比に対してリッチ側からリーン側に変化させるスキップ量(PLSP )を発生させた時から、下流側O2 センサ(RS)の出力(RVO2)が理論空燃比に対してリッチからリーンに反転するまでの時間(TL)を計測する時間計測手段(M6)と、その計測された時間(TL)が所定時間以下の時に触媒(C)が劣化したと判別する触媒劣化判別手段(M7)と、を備えたことを特徴とする触媒の劣化判定装置。
IPC (2件):
F02D 41/22 305 ,  F02D 41/14 310
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-207159
  • 特開平1-190938
  • 特開平4-321744

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