特許
J-GLOBAL ID:200903016499264070

洗浄液の再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-359722
公開番号(公開出願番号):特開2003-160799
出願日: 2001年11月26日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】 液状乃至は固形の有機物が付着した被洗浄物を洗浄液にて洗浄する際に得られる、該有機物を含む洗浄液から、有機物を層分離する際において、そのような洗浄液の乳化が有利に防止され得るようにして、かかる洗浄液の再生が繰り返し効果的に行なわれ得るようにする手法を、提供すること。【解決手段】 液温によって相分離する特定の洗浄液を、加熱して、2相に分離した状態下において、被洗浄物を浸漬処理することにより、かかる被洗浄物に付着する有機物を溶解、除去せしめた後、回収された洗浄液を冷却して、該洗浄液中に存在している前記有機物を分離、除去せしめるに際して、前記回収洗浄液中に乳化破壊剤を存在せしめるようにした。
請求項(抜粋):
一般式:R1-(A)n-O-R2 (但し、式中、R1 及びR2は、それぞれ、水素原子、アセチル基又は炭素数1〜4のアルキル基であり、Aは、オキシエチレン基又はオキシプロピレン基であり、nは、1又は2である)にて表わされる多価アルコール誘導体のうち、その5〜80重量%濃度の水溶液が40°C未満の液温では均一な単一相を呈するが、40〜100°Cの液温になると2相に分離する性質を有するものを選択して、その少なくとも1種を5〜80重量%の割合で含有する水溶液を、洗浄液として調製した後、かかる洗浄液を40〜100°Cに加熱して、2相に分離した状態下において、被洗浄物を浸漬処理することにより、かかる被洗浄物に付着する液状乃至は固形の有機物を溶解、除去せしめる一方、回収される該洗浄液を40°Cよりも低い温度に冷却することにより、該洗浄液中に存在している前記有機物を層分離せしめるに際して、前記回収洗浄液中に乳化破壊剤を存在せしめて、該回収洗浄液から前記有機物の分離・除去を行ない、そしてその得られた清浄な回収洗浄液が、前記した液状乃至は固形の有機物の溶解・除去に再び供され得るようにしたことを特徴とする洗浄液の再生方法。
IPC (6件):
C11D 7/26 ,  B01D 17/00 503 ,  B08B 3/08 ,  B08B 3/14 ,  C23G 1/36 ,  C23G 5/032
FI (6件):
C11D 7/26 ,  B01D 17/00 503 B ,  B08B 3/08 Z ,  B08B 3/14 ,  C23G 1/36 ,  C23G 5/032
Fターム (27件):
3B201AA46 ,  3B201BB92 ,  3B201BB95 ,  3B201CD22 ,  4H003DA09 ,  4H003DA12 ,  4H003DB03 ,  4H003DC03 ,  4H003ED29 ,  4H003FA37 ,  4K053PA17 ,  4K053QA04 ,  4K053RA08 ,  4K053RA25 ,  4K053RA28 ,  4K053RA40 ,  4K053RA41 ,  4K053RA52 ,  4K053RA59 ,  4K053RA65 ,  4K053RA66 ,  4K053SA06 ,  4K053TA13 ,  4K053TA22 ,  4K053YA02 ,  4K053YA06 ,  4K053YA07
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 洗浄剤組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-078434   出願人:東邦化学工業株式会社
  • 特開昭63-221811
  • 特開昭63-221811

前のページに戻る