特許

J-GLOBAL ID：200903016509790956

Δ1-脂環式酸無水物の精製方法

発明者： 荒木 陞 ,  藤谷 貫剛
出願人/特許権者： 新日本理化株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-365174
公開番号（公開出願番号）：特開平11-180969
出願日： 1997年12月19日
公開日（公表日）： 1999年07月06日
要約：

【要約】【目的】 高純度のΔ1-脂環式酸無水物(例えば、Δ1-テトラヒドロ無水フタル酸)をより生産性よく製造し得る新規有用な方法を提案する。【構成】 1,2-ジカルボン酸無水物及びそれらの有水酸よりなる群から選ばれる少なくとも1種の混在酸無水物類を含むΔ1-脂環式酸無水物の粗物に対し、少なくとも1種のポリオールを作用させて混在酸無水物類をモノエステル化し、次いで得られたモノエステルを除去する方法において、当該モノエステルを蒸留ピッチとして除去してΔ1-脂環式酸無水物を精製する。

請求項（抜粋）：

一般式(1)【化1】[式中、Xはフェニル基、シクロヘキセン基、シクロヘキサン基又は夫々の基のメチル核置換体を表す。]で表される1,2-ジカルボン酸無水物及びそれらの有水酸よりなる群から選ばれる少なくとも1種の混在酸無水物類を含む一般式(2)【化2】[式中、Rは水素原子又はメチル基を表す。]で表されるΔ1-脂環式酸無水物の粗物に対し、少なくとも1種のポリオールを作用させて混在酸無水物類をモノエステル化し、次いで得られたモノエステルを除去する方法において、当該モノエステルを蒸留ピッチとして除去することを特徴とするΔ1-脂環式酸無水物の精製方法。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-188073
  
• 特開昭60-163875
  
• 特開昭54-063053