特許
J-GLOBAL ID:200903016520252737

放射線治療用の加速器照射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251582
公開番号(公開出願番号):特開平10-094617
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】360度照射の利点を生かしつつ、回転ガントリーの小型化及び軽量化可能な構成を構築し、装置全体を比較的安価に提供する。【解決手段】がん治療装置(放射線治療用の加速器照射装置)は、加速器ACからの陽子ビームPBを受けるビームライン5と、このビームライン5を搭載した回転ガントリー2とを備える。ビームライン5は、陽子ビームPBを加速器側から被検者P側に向けて偏向させる偏向電磁石7bと、この偏向電磁石7bを介してビームPBの照射野を被検者Pの治療部に応じて形成する照射野形成装置9とを備える。回転ガントリー5は、被検者9の回りで略90度の回転角を有する半径方向の照射位置に偏向電磁石7b及び照射野形成装置9を含むビームライン5を空間的に回転させる回転手段(回転用フレーム4、及び回転機構6(突出体10、ガイド11))を備える。
請求項(抜粋):
加速器からの放射線を受けるビームラインと、このビームラインを被検者の回りで空間的に回転させ且つ上記放射線を当該ビームラインを介して上記被検者の治療部に向けて照射させるように形成した回転ガントリーとを備えた放射線治療用の加速器照射装置において、上記ビームラインは、上記放射線を上記加速器側から被検者側に向けて偏向させる偏向電磁石と、この偏向電磁石を介して上記放射線の照射野を上記被検者の治療部に応じて形成する照射野形成装置とを備え、少なくとも上記偏向電磁石及び照射野形成装置を上記回転ガントリーに搭載すると共に、上記回転ガントリーは、上記被検者の回りで制限された回転角を有する照射位置に少なくとも上記偏向電磁石及び照射野形成装置を空間的に回転させる回転手段を備えたことを特徴とする放射線治療用の加速器照射装置。
IPC (3件):
A61N 5/10 ,  G21K 5/00 ,  G21K 5/04
FI (3件):
A61N 5/10 D ,  G21K 5/00 R ,  G21K 5/04 A

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