特許
J-GLOBAL ID:200903016520261574

電磁クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-250992
公開番号(公開出願番号):特開2001-074065
出願日: 1999年09月06日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 回転体部と摩擦部材とを一体化することにより、クラッチベアリングへのモーメントの作用を回避しつつ、構造が簡単化されるとともに、部品点数が低減され、さらには電磁コイルに接続されるコイル配線の引き廻しを簡単化して組立工数が低減された電磁クラッチを提供する。【解決手段】 プーリ溝部に架設されたベルトにより回転体を駆動し、コイルの通電、遮断により回転体側の摩擦板と、従動側の摩擦板とを接脱するようにした電磁クラッチにおいて、前記回転体を、前記ベアリングの外側に位置する前記プーリ溝部と前記摩擦板部とを一体に形成して構成するとともに、前記コイルを前記摩擦板部の背部に配置し、前記ハウジングから前記プーリ溝の外側の前記ベルトと干渉しない空間を通して延設された支持部で前記コイルを支持する。また、コイル配線を前記支持部の外側に固定してコイルに接続する。
請求項(抜粋):
エンジン等の駆動源からの回転力を、ハウジングの端部にベアリングを介して支持された回転体のプーリ溝部に架設されたベルトを介して該回転体に伝達し、前記ハウジングに設けられたコイルに通電あるいは遮断することにより従動側のロータ軸に連結される従動板と前記回転体に設けられた摩擦板部とを接脱して、前記回転体とロータ軸との間に動力を伝達あるいは遮断するようにした電磁クラッチにおいて、前記回転体は、前記ベアリングの外側に位置する前記プーリ溝部と前記摩擦板部とを一体に形成してなるとともに、前記コイルを前記摩擦板部の背部に配置し、前記ハウジングから前記プーリ溝の外側の前記ベルトと干渉しない空間を通して延設された支持部で、前記コイルを支持してなることを特徴とする電磁クラッチ。

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