特許

J-GLOBAL ID：200903016528303225

内燃機関の制御装置

発明者： 柿崎 成章 ,  兼利 和彦 ,  松本 幹雄 ,  関谷 芳樹
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 笹島 富二雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-262781
公開番号（公開出願番号）：特開平9-105346
出願日： 1995年10月11日
公開日（公表日）： 1997年04月22日
要約：

【要約】【課題】 機関回転数の変化による角加速度の変動成分を取除き、精度良く気筒毎の燃焼状態を検出して、気筒毎に制御する。【解決手段】 同一燃焼行程内で予め定めた第1のクランク角区間の時間T1i と第2クランク角区間の時間T2i とを計測し、これらの時間変化量ΔTi=T2i -T1i を算出する(S22)。そして、第1のクランク角区間の時間T1i により、時間変化量ΔTi を補正する(S23)。そして、補正された時間変化量ΔTi に基づいて、角加速度変化量ΔNi =(K/ΔTi )-(K/ΔTi-1 )を算出する(S24)。そして、この角加速度変化量ΔNi に基づいて、気筒別出力補正量(点火時期補正量、燃料噴射量補正量)を算出する(S27)。

請求項（抜粋）：

燃焼行程にある気筒の判別が可能な信号及び単位クランク角に対応する信号を出力するクランク角検出手段と、同一燃焼行程内で予め定めた第1のクランク角区間と第2のクランク角区間とでそれぞれ角速度を計測する角速度計測手段と、各気筒毎に燃焼行程における第2のクランク角区間の角速度と第1のクランク角区間の角速度との差として角加速度を算出する角加速度算出手段と、気筒相互間の角加速度の差がなくなるように各気筒の出力補正量を算出する出力補正量算出手段と、各気筒毎に対応する出力補正量に基づいて燃焼状態制御パラメータを補正する出力補正手段と、を備える内燃機関の制御装置において、前記角加速度算出手段により算出された角加速度を第1のクランク角区間の角速度により補正して前記出力補正量演算手段に入力する角加速度補正手段を設けたことを特徴とする内燃機関の制御装置。

IPC (7件)：

F02D 41/04 330 ,  F02D 41/36 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 330 ,  F02D 45/00 362 ,  F02P 5/15

FI (7件)：

F02D 41/04 330 J ,  F02D 41/36 B ,  F02D 43/00 301 H ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 45/00 330 ,  F02D 45/00 362 J ,  F02P 5/15 A

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-064252
  
• 特開平4-301161
  
• 特開平2-161155