特許
J-GLOBAL ID:200903016533832902

緊急時密封容易なカプリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-141372
公開番号(公開出願番号):特開平8-312669
出願日: 1995年05月17日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 流体の輸送管が損傷された場合、即時に管体相互の結合箇所の弁体を封止するように作動できるカプリング装置を提供し流体の流出損失は勿論2次災害の発生を防止する。【構成】 内部に弁体を有するカップ状の雌体および雄体のそれぞれ一方の端部を管体接続端部とし、他方の端部をフランジ部としてシュアピンで結合される接続端部からなるカプリング装置において、弁体が、中央の大径部の周囲にゴムパッキンを設け、背面には背面支持軸を取付け、前面には先端に雌雄いずれかの凹凸嵌合構造を設けた支持用の紡錘状の突出部を有してなり、弁体の支持構造が、弁体背面に設けられ、弁体はその支持構造の一部としてカプリングの結合方向に付勢されたスプリングを設け、カップ状の結合面の内面には前記弁体の大径部が気密に嵌着されうる段差部を有する。
請求項(抜粋):
内部に弁体を有するカップ状の雌体および雄体のそれぞれ一方の端部を管体接続端部とし、他方の端部をフランジ部としてシュアピンで結合される接続端部からなるカプリング装置において、(イ)弁体が、中央の大径部の周囲にゴムパッキンを設け、背面には背面支持軸を取付け、前面には先端に雌雄いずれかの凹凸嵌合構造を設けた支持用の紡錘状の突出部を有してなり、(ロ)弁体の支持構造が、管体接続端部の内面に埋設された支持リングと、該支持リングに固定された放射状の支持体で軸心に保持された有底の筒体と、この筒体の中に嵌入支持される管体と、管体の内部に可動に設けられる弁体の背面支持軸と、該弁体の背面支持軸の周囲の管体の外部に設けられ、カップ状の接続端部方向に付勢されたスプリングとからなり、(ハ)カップ状の結合面の内面には前記弁体の大径部が気密に嵌着されうる段差部を有し、(ニ)常態では該雌体又は雄体は、各弁体相互は背面のスプリングを圧縮して支持軸で保持されると共に、前面の嵌合用の紡錘状の突出部の先端が嵌合支持され、フランジ結合部はゴムパッキンにより雌雄両体の接続面が気密にされてシュアピンで結合され、該シュアピンが折損した非常状態では該雌体及び雄体が離隔すると同時に、両者それぞれの弁体が背面のスプリングの瞬発力により瞬間的に接続端部の解放方向に移動し、弁体の大径部が雌体または雄体のカップ状の内面の段差部に気密に嵌着固定され気密な弁封止され得る構成を特徴とする緊急時密封容易なカプリング装置。
IPC (2件):
F16D 9/00 ,  F16L 37/32
FI (2件):
F16D 9/00 ,  F16L 37/28 B

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