特許
J-GLOBAL ID:200903016538348847

粉状ワンパックのケイ酸アルカリ組成物及びこれを用いたペースト状ケイ酸アルカリ系固化材、産業廃棄物の処理方法、並びにポリマー製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-054861
公開番号(公開出願番号):特開平11-246261
出願日: 1998年03月06日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】煩雑な現場混合工程をなくし、均質で十分な硬度を有し、施工作業に必要な流動性・可使時間を確保でき、白化現象を防止でき、かつ耐水性を向上できるケイ酸アルカリ組成物を提供する。【解決手段】Li,Na,Kのアルカリ金属元素のうち1つをMとして、M2O・pSiO2・qH2Oで表される水に可溶な粉状ケイ酸アルカリと、BaO・rSiO2・sH2Oで表されるバリウムイオンのアルカリ溶液への可溶分を有する粉状バリウム塩と、tSiO2・P2O5で表されるリン酸分の徐放性を有する粉状リン酸ケイ素と、Al2O3・uH2Oで表される反応性の粉状酸化アルミニウム水和物との粉状4成分が均質に混合され、ワンパック状態に充填されており、このときこれらは、ケイ酸アルカリ100重量部に対し、それぞれ0.1〜10重量部、1〜40重量部、及び10〜50重量部の範囲となるように混合されている。
請求項(抜粋):
ケイ酸アルカリ、バリウム塩、リン酸ケイ素、及び酸化アルミニウム水和物の粉状4成分が均質に混合され、ワンパック状態に充填された粉状ワンパックのケイ酸アルカリ組成物において、(a)前記ケイ酸アルカリは、Li,Na,Kのアルカリ金属元素のうち1つをM、1.2〜3.2の数をp、0.5〜1.5の数をqとして、M2O・pSiO2・qH2Oで表される水に可溶な粉状ケイ酸アルカリの1種もしくは2種以上の組み合わせから構成されており、(b)前記バリウム塩は、4.0以下の数をr、9.0以下の数をsとして、BaO・rSiO2・sH2Oで表されるバリウムイオンのアルカリ溶液への可溶分を有する粉状バリウム塩の単独もしくは2種以上の組み合わせから構成されており、(c)前記リン酸ケイ素は、1.0〜8.0の数をtとして、tSiO2・P2O5で表されるリン酸分の徐放性を有する粉状リン酸ケイ素の単独もしくは2種以上の組み合わせから構成されており、(d)前記酸化アルミニウム水和物は、0.5〜5.0の数をuとして、Al2O3・uH2Oで表される反応性の粉状酸化アルミニウム水和物から構成されており、かつ、これら粉状ケイ酸アルカリ、粉状バリウム塩、粉状リン酸ケイ素、及び粉状酸化アルミニウム水和物は、粉状ケイ酸アルカリ100重量部に対し、粉状バリウム塩、粉状リン酸ケイ素、及び粉状酸化アルミニウム水和物が、それぞれ、0.1〜10重量部、1〜40重量部、及び10〜50重量部の範囲となるように混合されていることを特徴とする粉状ワンパックのケイ酸アルカリ組成物。
IPC (8件):
C04B 28/26 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C08L 83/04 ,  G21F 9/30 519 ,  C04B 22:08 ,  C04B 22:16 ,  C04B 22:06
FI (5件):
C04B 28/26 ,  C08L 83/04 ,  G21F 9/30 519 C ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 301 R
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-151356

前のページに戻る