特許
J-GLOBAL ID:200903016542139462
肺結節のコンピュータ支援検出
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊東 忠彦
, 大貫 進介
, 伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-552999
公開番号(公開出願番号):特表2006-506163
出願日: 2003年11月12日
公開日(公表日): 2006年02月23日
要約:
本発明は、特に肺の中の潜在的な結節性構造をハイライトする、画像データセットから体の構造の画像を形成する方法及び装置に関連する。本発明により解決されるべき課題は、この種類の方法で潜在的な結節性構造の自動ハイライトを達成することである。これは、複数の段階で2値画像データセットが形成され、画像データセット中に存在する全ての画素がマークされた及びマークされていない画素へ分割され、各画素に対して、画素と画素が配置されている画像構造のエッジとの間の最短距離に対応する距離値が決定され、2値データセットから、所定の限界距離値を下回る距離値を有する画素が選択される、第1のフィルタリング演算が行われ、以前に選択された画素のうち、より小さい距離値を有する2つの画素により、画素を通って延びる少なくとも1本の直線の両方の方向上で直接隣接するものが選択されたままとされる、第2のフィルタリング演算が行われ、以前に選択された画素のうち、画素の距離値にちょうど対応する距離に配置された周囲画素が、テストされるべき画素自体の距離値よりも所定の距離差分値だけ小さい距離値を有するものが選択されたままとされる、第3のフィルタリング演算が行われ、このようにして選択された画素は、選択された画素がハイライトされた画像を形成するのに用いられることによって実現される。
請求項(抜粋):
画像データセットから体の構造の画像を形成する、特に肺の中の潜在的な結節性構造を強調する方法であって、
a)画像データセット中に存在する画素が、マークされるべき画素及びマークされるべきでない画素へと分割される、2値データセットを形成する段階と、
前記段階において、
a1.各画素について、当該画素と当該画素が位置している画像構造のエッジとの間の最短の距離に対応する距離値が決定され、前記2値データセットから、所定の限界距離値を下回る距離値を有する画素が選択される、第1のフィルタリング演算が行われ、
a2.以前に選択された画素のうち、より小さい距離値を有する2つの画素により、前記画素を通って延びる少なくとも1本の直線の両方の方向上で直接隣接するものが選択されたままとされる、第2のフィルタリング演算が行われ、
a3.以前に選択された画素のうち、前記画素の距離値にちょうど対応する距離に配置された周囲画素がテストされるべき画素自体の距離値よりも所定の距離差分値だけ小さい距離値を有するものが選択されたままとされる、第3のフィルタリング演算が行われ、
b)前記2値データセット中の最後のフィルタリング演算後に選択された画素をマークすることにより前記画像データセットからマーク付けされた画像データセットを形成する段階と、
c)前記マーク付けされた画像データセットから前記体の構造の画像を形成する段階とを含む、方法。
IPC (3件):
A61B 6/03
, G06Q 50/00
, G06T 1/00
FI (3件):
A61B6/03 360D
, G06F17/60 126Q
, G06T1/00 290B
Fターム (19件):
4C093AA22
, 4C093CA21
, 4C093DA03
, 4C093FD05
, 4C093FF07
, 4C093FF17
, 4C093FF20
, 4C093FF22
, 5B057AA09
, 5B057CA08
, 5B057CA12
, 5B057CA16
, 5B057CE03
, 5B057CE06
, 5B057DA12
, 5B057DB02
, 5B057DB09
, 5B057DC16
, 5B057DC22
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