特許
J-GLOBAL ID:200903016547727915

最適記録パワー設定可能な記録再生装置及びパワー設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-218299
公開番号(公開出願番号):特開平7-073466
出願日: 1993年09月02日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 ボトム値とピーク値がお互いの記録特性に相互に関係する場合においても、記録パワーの低下に対する一定の余裕を見込んだ最適記録パワーを迅速かつ正確に設定することができる光ディスク装置を提供する。【構成】 記録レーザ光のボトム値とピーク値の比率を一定に保った状態で記録レーザ光の強度を変化させる第1の強度設定回路6と、記録レーザ光のボトム値とピーク値を逆方向に変化させる第2の強度設定回路7と、記録の下限値を記憶する第1のメモリ回路9及び第2のメモリ回路10と、第1のメモリ回路に記憶された値と第2のメモリ回路に記憶された値よりボトム値とピーク値の比率を設定する比率設定手段と、第1のメモリ回路に記憶された値と第2のメモリ回路に記憶された値より最適記録パワーを設定する記録パワー設定手段とを備えている。
請求項(抜粋):
ボトム値とピーク値の2つの光パワー値に強度変調されたレーザ光を照射することによって記録媒体に情報を記録する装置であって、記録する信号に応じて記録レーザ光の強度を変調するレーザ駆動回路と、記録レーザ光を記録媒体に照射する記録ヘッドと、前記レーザ駆動回路に制御信号を供給し、記録レーザ光のボトム値とピーク値の比率を一定に保った状態で記録レーザ光の強度を変化させる第1の強度設定回路と、前記レーザ駆動回路に制御信号を供給し、記録レーザ光のボトム値とピーク値の変化方向を逆方向に変化させる第2の強度設定回路と、記録媒体に記録された情報を読み取る再生ヘッドと、この再生ヘッドで読み取られた再生信号の良否を判定する良否判定回路と、記録レーザ光のボトム値とピーク値の比率を一定に保った状態で記録レーザ光の強度を変化させながら記録して再生し、前記良否判定回路で「良」と判定された強度のなかで最も低い値を記憶する第1のメモリ回路と、記録レーザ光のボトム値とピーク値の変化方向を逆方向に変化させながら記録して再生し、前記良否判定回路で「良」と判定されたボトム値のなかで、第1のメモリ回路に記憶されているボトム値との差が最も大きいボトム値およびそのときのピーク値を記憶する第2のメモリ回路と、前記第1のメモリ回路に記憶された値と前記第2のメモリ回路に記憶された値よりボトム値とピーク値の比率を設定する比率設定手段と、前記第1のメモリ回路に記憶された値と前記第2のメモリ回路に記憶された値より最適記録パワーを設定する記録パワー設定手段とを備えたことを特徴とする最適記録パワー設定可能な記録再生装置。

前のページに戻る