特許
J-GLOBAL ID:200903016556294355

浴室を利用した衣類乾燥方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028807
公開番号(公開出願番号):特開平10-225598
出願日: 1997年02月13日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 浴室内外の環境条件を考慮することにより、乾燥時間を最短となし得る、浴室を利用した衣類乾燥方法を提供する。【解決手段】 浴室内の温度及び湿度が衣類乾燥に最適条件となるように換気量を制御する際に、浴室内空気の温度及び湿度、上記換気手段によって浴室内へ流入する空気の温度及び湿度、ならびに、浴室内の衣類設置位置での風速を測定し、これらの測定値及び浴室の気積から換気量に対応した換気手段作動時の浴室内の温度及び湿度を導出し、導出された浴室内の温度及び湿度と測定された風速とを用いて、乾燥量が最大となる代用値(D)を求める。
請求項(抜粋):
浴室内からの吸気を加熱して浴室内に送風する循環加熱手段、及び、浴室外の空気と浴室内の空気とを入れ換える換気手段とを備えた浴室を利用した衣類乾燥方法であって、浴室内の温度及び湿度が衣類乾燥に最適条件となるように換気量を制御する際に、浴室内空気の温度及び湿度、上記換気手段によって浴室内へ流入する空気の温度及び湿度、ならびに、浴室内の衣類設置位置での風速を測定し、これらの測定値及び浴室の気積から換気量に対応した換気手段作動時の浴室内の温度及び湿度を導出し、導出された浴室内の温度及び湿度と測定された風速とを用いて、乾燥に適した条件として、空気/衣類界面と浴室内との絶対湿度の差(a)と、空気/衣類界面と浴室内との物質移動係数(b)との積〔(a)×(b)〕で定義される乾燥量の代用値(D)を、式D=k・(Xi -Xg)から求め、その代用値(D)が最大となるように換気量を制御することを特徴とする浴室を利用した衣類乾燥方法。(式中、kは物質移動係数〔kg/m2 ・h〕、Xi は空気/衣類界面の絶対湿度〔kg/kg〕、Xg は浴室内の絶対湿度〔kg/kg〕をそれぞれ表す)
IPC (2件):
D06F 58/28 ,  D06F 58/10
FI (4件):
D06F 58/28 B ,  D06F 58/28 C ,  D06F 58/28 Z ,  D06F 58/10 A

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