特許

J-GLOBAL ID：200903016558352344

導電性溶融物の流動制御装置

発明者： 藤崎 敬介
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 石田 敬 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-084087
公開番号（公開出願番号）：特開2000-271711
出願日： 1999年03月26日
公開日（公表日）： 2000年10月03日
要約：

【要約】【課題】 電磁攪拌装置と電磁制動装置を同時に使用した場合でも導電性溶融物を容器に注入するノズルの近傍の導電性溶融物の振動を抑制することの可能な導電性溶融物の流動制御装置を提供する。【解決手段】 電磁攪拌装置と電磁制動装置を同時に使用した場合には、電磁攪拌装置の攪拌コイルと交流電源装置との接続を変更して、導電性溶融物注入用ノズル付近に存在する攪拌コイルを無励磁とする。これにより電磁攪拌装置により惹起されるノズル付近の移動電磁力の強度は弱まり電磁攪拌装置と電磁制動装置の相互作用により生じる導電性溶融物表面の振動が抑制される。なお、ノズル付近に攪拌コイルを設置しない場合にも同様な効果を得ることができる。

請求項（抜粋）：

導電性溶融物を収納する容器の対向辺に水平方向に設置された鉄芯と、それぞれが前記鉄芯の軸に対して垂直な面内で前記鉄芯の周囲に巻回され、前記鉄芯の軸方向に一様な間隔を隔てて配置される複数の攪拌コイルと、前記攪拌コイルに多相交流を供給する多相交流電源とを具備し、容器内の導電性溶融物の表面に容器内壁に沿う流れを惹起する電磁攪拌手段と、前記電磁攪拌手段の下部に配置され、容器内の導電性溶融物の下降流を制動する電磁制動手段と、前記電磁攪拌手段および前記電磁制動手段を同時に作動させたときに、電磁攪拌手段が発生する攪拌磁界の導電性溶融物注入用ノズル近傍の強度を低減する攪拌磁界強度低減手段と、を具備する導電性溶融物の流動制御装置。

IPC (3件)：

B22D 11/115 ,  B22D 11/04 311 ,  B22D 37/00

FI (3件)：

B22D 11/10 350 C ,  B22D 11/04 311 J ,  B22D 37/00 A

Fターム (7件)：

4E004AA09 ,  4E004MB11 ,  4E004MB12 ,  4E004NC01 ,  4E004NC09 ,  4E004NC10 ,  4E014KA04