特許
J-GLOBAL ID:200903016559216193

内燃機関のシリンダボア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-226199
公開番号(公開出願番号):特開平5-065849
出願日: 1991年09月05日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】ピストンリングが摺動することによるプラトウ部の磨耗を抑制する。【構成】片状黒鉛鋳鉄製のシリンダブロック1はピストン3が往復動可能なシリンダボア2を備えている。そして、ピストン3の往復動にともないピストンリング4がシリンダボア2内面を摺動し、ピストン3外周とシリンダボア2内面との間に油膜が形成される。シリンダボア2内面には網目状をなす油膜保持用の溝5が形成されている。この溝5はシリンダブロック1の孔にホーニング加工を施すことにより得られたものである。溝5により囲まれた部分はピストンリング4の圧力を受けるプラトウ部7となっている。プラトウ部7はロールバニッシュ加工を施し塑性変形させることによって得られたものであり、その表面は滑らかな曲面をなし、かつ表層部が硬化されている。
請求項(抜粋):
鋳物からなるシリンダブロックの孔を仕上げ加工することにより形成され、ピストンリングを有するピストンが往復動可能に収容されるとともに、同ピストン外周との間には潤滑油による油膜が形成される内燃機関のシリンダボアであって、前記シリンダブロックの孔に研削加工を施すことにより形成された油膜保持用の溝と、前記溝により囲まれるとともに、少なくとも表層部がロールバニッシュ加工により塑性変形されたプラトウ部とを備えたことを特徴とする内燃機関のシリンダボア。
IPC (3件):
F02F 1/20 ,  B24B 39/02 ,  F16J 10/04
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭55-002802
  • 特開昭59-064270
  • 特開昭50-007917
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