特許
J-GLOBAL ID:200903016560833570

接着部の検査方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-108297
公開番号(公開出願番号):特開平8-278291
出願日: 1995年04月06日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 被接着材に比べて音響インピーダンスが小さな接着剤を用いた場合であっても、その接着部の接着状態を確実に検査する。【構成】 駆動手段により水平回転されると共に昇降移動するよう構成したテーブル40に、被検査品10が載置される。超音波探傷装置11の送信用探触子22が、外側の第1被接着材12における外周面に常に当接するよう配置される。送信用探触子22は探傷器24に接続され、所要レベルの超音波を発振するよう設定される。探傷器24に接続する受信用探触子26が、被検査品10における内側の第2被接着材14の軸端面に常に当接するよう配置される。受信用探触子26は、送信用探触子22から第1被接着材12に向けて入射された超音波が、第1被接着材12および接着剤16を透過し、第2被接着材14内で多重反射した透過波を受信するべく機能する。
請求項(抜粋):
接着剤(16)で2つの被接着部材(12,14)を接着することにより得られた被検査品(10)における接着部の接着状態を検査する方法であって、超音波探傷装置(11)における送信用探触子(22)から発振した超音波を、前記被検査品(10)における第1被接着部材(12)側から接着部に向けて入射し、前記第1被接着部材(12)および接着剤(16)を透過し、前記第2被接着部材(14)内を多重反射した透過波、あるいは第2被接着部材(12)の表層部を伝播した透過波を、前記送信用探触子(22)からの超音波の入射方向から外れた部位の第2被接着部材(14)に当接した超音波探傷装置(11)における受信用探触子(26)で受信し、前記受信用探触子(26)で受信した透過波の音圧から前記接着部の状態を検査することを特徴とする接着部の検査方法。

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