特許
J-GLOBAL ID:200903016560882326

ID番号通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036380
公開番号(公開出願番号):特開平6-253009
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 発信者の位置と通信相手の移動先の位置に関係無く、ID番号発信により発信者と着信者間を接続する。【構成】 各構内交換機11,12は互いに同一の番号変換テーブルNCTを保持する。内線21,22あるいは外線41,42より構内交換機11に対しID番号で着信相手を指定すると、構内交換機11の番号変換テーブル検索部NTSはテーブルNCTより相手電話番号を求める。ルーチング制御部RTCは該相手電話番号を解析し、?@着信相手の移動先が内線で、自構内交換機11に収容されている場合、?A着信相手の移動先が内線で、第2の構内交換機12に収容されている場合、?B着信相手の移動先が外線であり、その最寄りの構内交換機が自構内交換機11の場合、?C着信相手の移動先が外線であり、その最寄りの構内交換機が第2構内交換機12の場合のそれぞれに応じて適宜公衆網-専用線接続を利用して、発信者を相手着信者に接続する。
請求項(抜粋):
ID番号と電話番号の対応を記憶する対応テーブルと、ID番号を電話番号に変換する手段とを構内交換機に設け、内線あるいは外線から着信相手のID番号を指定して発信者と着信者間を接続して通信を行なうID番号通信方式において、内線あるいは外線よりID番号と移動先の電話番号を所定の構内交換機に登録し、該構内交換機は専用線を介して他の構内交換機に登録内容を通知してすべての構内交換機で同一のID番号と電話番号の対応テーブルを保持し、内線あるいは外線よりID番号で着信相手が指定された時、構内交換機は対応テーブルより相手電話番号を求め、該相手電話番号を解析し、着信相手の移動先が内線で、自構内交換機に収容されている場合には、発信者を該内線に接続し、着信相手の移動先が内線で、他の構内交換機に収容されている場合には、他の構内交換機に専用線を介して発信者を該内線に接続するように指示し、自構内交換機→専用線→他の構内交換機を介して発信者を他の構内交換機の内線に接続し、着信相手の移動先が外線であり、最寄りの構内交換機が自構内交換機の場合には、着信相手の移動先である外線に発呼して発信者を該外線に接続し、着信相手の移動先が外線であり、最寄りの構内交換機が他の構内交換機の場合には、他の構内交換機に専用線を介して該外線に発呼するように指示し、他の構内交換機は通知された相手移動先の外線に発呼し、発信者を自構内交換機→専用線→他の構内交換機→公衆網を介して相手外線に接続することを特徴とするID番号通信方式。

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