特許
J-GLOBAL ID:200903016564275793

セルロース物質を基剤とする液晶溶液の水性凝固剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-518914
公開番号(公開出願番号):特表2001-505623
出願日: 1997年10月15日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】本発明は、セルロース物質を基剤とする液晶溶液の凝固剤であって、アンモニア、アミン又はこれらの化合物の塩からなる群から選択された1種以上の水溶性添加剤を含み、その添加剤が前記凝固剤のpHが6より大きくなるようような添加剤であることを特徴とする凝固剤に関する。好ましい添加剤は、アンモニウムホルメート、アセテート及びホスフェート、これらの化合物の混合塩、又はこれらの成分の混合物からなる群から選択された塩であり、特にジアンモニウムオルトホスフェート(NH4)2HPO4である。本発明はまた、本発明によるような凝固剤を用いてセルロース物質を基剤とする液晶溶液を紡糸する方法、特に“ドライ-ジェット-ウェット紡糸”と呼ばれる方法、並びにこれらの方法により得られる紡糸製品、繊維又はフィルムに関する。本発明は更に、靱性が40cN/texより高く、初期弾性率が1200cN/texより高く、かつ疲れ強さの高いセルロース繊維に関する。3.5%の圧縮率及び0.25cN/texの引張応力におけるいわゆる“試験片テスト”の350疲労サイクル後の切断荷重の低下ΔFは30%末満である。
請求項(抜粋):
セルロース物質を基剤とする液晶溶液の水性凝固剤において、アンモニア、 アミン及びこれらの化合物の塩からなる群から選択された1種以上の水溶性添 加剤を含み、前記添加剤が、前記凝固剤のpHが6より大きくなるような添加剤 であることを特徴とする凝固剤。
IPC (6件):
D01F 2/00 ,  B60C 9/00 ,  C08B 1/00 ,  C08L 1/00 ,  C08L 21/00 ,  D01F 2/28
FI (6件):
D01F 2/00 Z ,  B60C 9/00 A ,  C08B 1/00 ,  C08L 1/00 ,  C08L 21/00 ,  D01F 2/28 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭48-011423

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