特許
J-GLOBAL ID:200903016566424770

樹脂製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-092518
公開番号(公開出願番号):特開平7-290500
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】内層と外層との溶着強度を高め、外層の薄肉化によりコストダウンを図る。【構成】内層2と外層3とを有する二色成形において、内層2が形成された後、スライドコア8及び内層2を上型6から離間する方向へ移動させる。この移動により、第2のキャビティ11が形成される。第2のキャビティ11内に、内層2が冷却固化する前に溶融されたTPRをゲートより射出する。すると、第2のキャビティ11内には溶融されたTPRが充填される。その後、スライドコア8及び内層2を上型6に接近する方向へ移動させて内層2と外層3とを互いに圧縮する。この圧縮により、内層2と外層3との溶着強度が高まるとともに、外層3が薄肉状に成形される。
請求項(抜粋):
第1の樹脂材料により形成された内層(2)と、同内層(2)に対し接合形成され、第2の樹脂材料により形成された外層(3)とを有する樹脂製品の製造方法において、意匠面を形成するための第1の金型(6)と、同第1の金型(6)に対し接離可能に配設された第2の金型(7)とを相互に接合させるとともに、前記第2の金型(7)に形成された収容凹部(9)内において移動可能に配設されたスライドコア(8)を、第1の金型(6)に寄せた状態で配置して第1のキャビティ(10)を形成する工程と、前記第1のキャビティ(10)内に、第2の樹脂材料を充填して前記内層(2)を形成する工程と、前記スライドコア(8)及び前記内層(2)を前記第1の金型(6)から離間する方向へ移動させて、第2のキャビティ(11)を形成する工程と、前記第2のキャビティ(11)内に第1の樹脂材料を充填して前記外層(3)を形成する工程と、前記スライドコア(8)を第1の金型(6)に接近する方向へ移動させて、前記内層(2)と外層(3)とを圧縮する工程とからなる樹脂製品の製造方法。
IPC (4件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/56 ,  B60R 13/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-071167

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