特許
J-GLOBAL ID:200903016571441526

光伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-213021
公開番号(公開出願番号):特開平6-061942
出願日: 1992年08月10日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 符号化及び復号化方式を改善して特にATM通信網において秘話性の高い光通信の手段を提供する。【構成】 ビット列からなる光セルの位相および振幅を任意に変調したのち送信し、受信端では、受信信号を一旦ホログラムに記録したのち、各受信チャネルに付与された復調用の参照光で該ホログラムを読み出すことによって、原信号を直接受信する。従って、従来の光符号化伝送方式のように、受信のための相関・再生という2段階の操作を行う必要がないので、伝送装置の簡易化が図れる。さらにホログラムの読み出しは並列的に行えるので、受信における復調に要する時間は光セルのビット長に依存せず、従来の光符号化伝送方式に比べてチップレート倍の高速伝送が可能になる。即ち、ハードウェアの時間応答特性が同じならば、通常の光PCM通信等と等しいビットレートが実現できる。
請求項(抜粋):
送信端において、送信すべき原光信号である”0”と”1”の光パルスビット列からなる光セルを物体光としてホログラム媒体に入射し、該物体光の側帯波の波長と等しい複数の光を参照光として波長毎に異なる入射角度でホログラム媒体に照射し、波長の等しい物体光と参照光が干渉して生じる干渉縞をホログラムに記録し、該ホログラムの読み出し光として、参照光を位相・振幅変調した光をホログラムに照射することによって、ホログラム中に記録した物体光を読み出して送信し、受信端で該信号を受信し、送信すべき原光信号を復調する方法として、上記ホログラム記録方法と同様の方法で、受信信号を物体光としてホログラム媒体に入射し、該物体光の波長と等しい複数の光を参照光として波長毎に異なる入射角度でホログラム媒体に照射し、波長の等しい物体光と参照光とが干渉して生じる干渉縞をホログラムに記録し、該ホログラムの読み出し光として、参照光を上記位相・振幅変調に応じて所定の位相・振幅変調した光をホログラムに照射することによって、ホログラム中に記録した物体光の位相・振幅を復調して読み出し、送信すべき原光信号である光セルを再生することを特徴とする光伝送方式。
IPC (3件):
H04B 10/02 ,  G03H 1/00 ,  H04L 12/48
FI (2件):
H04B 9/00 T ,  H04L 11/20 Z

前のページに戻る