特許
J-GLOBAL ID:200903016573983717

パワーデバイスの過電流保護回路及び半導体集積回路装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-271487
公開番号(公開出願番号):特開平6-120787
出願日: 1992年10月09日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 正確かつ迅速に過電流保護機能が働くパワーデバイスの過電流保護回路を得る。【構成】 アナログスイッチ4はタイマー5の制御信号S5に基づき、正入力に電圧降下値VSを取り込むコンパレータ3の負入力を基準電圧VREF1あるいは基準電圧VREF2に接続する。タイマー5は入力信号INの立ち上がりエッジをトリガとして、過渡状態推定期間Tの間のみ、基準電圧VREF2をコンパレータ3の負入力に接続させ、過渡状態推定期間T以外の期間は、基準電圧VREF1をコンパレータ3の負入力に接続させるべく、制御信号S5をアナログスイッチ4に出力する。【効果】 ターンオン直後の過渡期間においても正確かつ迅速に過電流保護機能が働く。
請求項(抜粋):
自身を流れる電流量に関連した電流信号が検出可能な電流検出用電極を内蔵したパワーデバイスの過電流保護回路であって、前記パワーデバイスの駆動用の入力信号を受け、前記入力信号に基づく駆動信号を前記パワーデバイスの制御電極に付与して前記パワーデバイスを駆動するパワーデバイス駆動手段と、前記電流信号を受け、前記電流信号に基づく検出信号を出力する検出信号出力手段と、前記入力信号を受け、前記入力信号に基づき、前記パワーデバイスのターンオン時近傍の第1の期間とそれ以外の第2の期間を識別してターンオン期間識別信号を出力するターンオン期間識別手段と、第1の比較信号を付与する第1の比較信号付与手段と、前記第1の比較信号より信号レベルが大きな第2の比較信号を付与する第2の比較信号付与手段と、前記検出信号、前記ターンオン期間識別信号並びに前記第1及び第2の比較信号を取り込み、前記第2の期間中、前記第1の比較信号と前記検出信号とを比較して、前記パワーデバイスが過電流状態か否かを識別する過電流状態識別信号を出力し、前記第1の期間中、前記第2の比較信号と前記検出信号とを比較して前記過電流状態識別信号を出力する過電流状態識別信号出力手段とを備え、前記パワーデバイス駆動手段は、前記過電流状態識別信号をさらに受け、該過電流状態識別信号が過電流状態を指示する時、前記パワーデバイスをオフさせる前記駆動信号を出力することを特徴とするパワーデバイスの過電流保護回路。
IPC (5件):
H03K 17/08 ,  G05F 1/56 320 ,  H02H 3/087 ,  H02H 7/12 ,  H03K 17/56
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-285615
  • 特開平2-055523
  • 特開平2-023028

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