特許
J-GLOBAL ID:200903016577133769

空気入りランフラットタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-098398
公開番号(公開出願番号):特開2001-277824
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】【課題】 ランフラット走行時のサイドウォール部の激しい屈曲、あるいはリム外れ等に対する耐久性を確保できる空気入りランフラットタイヤを提供する。【解決手段】 補強ゴム層30Aは100%伸張モジュラスが6〜20MPa、最大ゲージWmaxが4〜15mm、カーカスコードはASTM D4974-93に準拠し、初期荷重50gを負荷し177°Cの雰囲気中に2分間暴露した時の熱収縮率が13%以下、インナーライナー32のゲージは、補強ゴム層30Aのタイヤ径方向最外端30AEから内外5mm以内の領域では1.5mm以上等に設定する。ランフラット走行時に発生する激しい高熱によりカーカスコードが激しく熱収縮してビードコア16の整列形状を乱すことがなく、リム12への締め付け力が低下してランフラット走行時の耐リム外れ性を確保できなくなることを防止できる。また、インナーライナー32のゴム割れ故障を防止できる。
請求項(抜粋):
一対のビードコア間にわたってトロイド状に連なり、両端部が前記ビードコアをタイヤ内側から外側へ巻き上げられる少なくと1枚のカーカスプライからなるカーカスと、前記カーカスのタイヤ軸方向外側に配置されてタイヤサイド部を構成するサイドゴム層と、前記カーカスのタイヤ径方向外側に配置されてトレッド部を構成するトレッドゴム層と、前記カーカスのタイヤ内側に配置されるインナーライナーと、前記一方のビードコアから他方のビードコアへ延びる本体部分と前記ビードコアに巻き上げられる巻上部分との間に配置されるビードフィラーと、を備えた空気入りランフラットタイヤであって、タイヤサイド部には、少なくとも少なくとも一層の補強ゴム層を有するサイド補強層を有し、前記補強ゴム層の少なくとも一層は、タイヤ回転軸に沿った断面形状が略三日月形状であり、100%伸張モジュラスが6〜20MPa、かつ前記カーカスプライの法線方向で測定した場合の最大ゲージが4〜15mmであり、前記有機繊維コードは、製品タイヤでのASTM D4974-93に準拠し、初期荷重50gを負荷し177°Cの雰囲気中に2分間暴露した時の熱収縮率が13%以下であり、JIS-L1017-7-7一定荷重時伸び率(1)標準時試験法による一定荷重時伸び率が10%以下であり、前記インナーライナーのゲージは、少なくとも前記補強ゴム層のタイヤ径方向最外端から前記カーカスプライに沿ったタイヤ径方向内外5mm以内の領域では1.5mm以上であり、リムへの非装着時における前記ビードコアのタイヤ幅方向中央位置を通るタイヤ径方向に伸びる直線上で計測するビードベース内径をDb、前記直線上で計測するリムのビードシートの外径をDrとした時に、Db-Drが-4.0〜0mm、リムへの非装着時における前記直線上で計測する前記ビードコアの内径をDcとしたときに、Dc-Drが2.0〜6.0mmであることを特徴とする空気入りランフラットタイヤ。
IPC (9件):
B60C 17/00 ,  B60C 5/00 ,  B60C 5/14 ,  B60C 9/00 ,  B60C 9/06 ,  B60C 9/18 ,  B60C 11/00 ,  B60C 15/024 ,  B60C 15/04
FI (9件):
B60C 17/00 B ,  B60C 5/00 H ,  B60C 5/14 Z ,  B60C 9/00 A ,  B60C 9/06 B ,  B60C 9/18 J ,  B60C 11/00 F ,  B60C 15/024 B ,  B60C 15/04 C

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