特許
J-GLOBAL ID:200903016578837255

プリンタ装置のプラテンの傾き自動補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-200439
公開番号(公開出願番号):特開平8-058165
出願日: 1994年08月25日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 組み立て時の調整が不用で、落下・衝撃、振動の外乱に影響されることなく、厚さの異なった用紙に対してもプラテンと印字ヘッド間のギャップを適正な値に保持することができるプラテンの傾き自動補正方法を提供すること。【構成】 プリンタ装置1は印字ヘッド4とプラテン2間のギャップを自動調整する機構を備えている。印字前、キャリア3を少なくとも2以上の箇所に移動させ、上記機構を用いて、プラテン2と印字ヘッド4との相対的傾きを求めて記憶する。ついで、用紙の厚さに応じたギャップ調整を行い、印字時、ギャップ調整を行った位置又は傾き測定時のキャリア位置を基準として、キャリア3の位置に対するプラテン2と印字ヘッド4との相対的傾きを自動補正する。なお、カムモータとしてパルスモータを用い、カムモータを1パルスづつ駆動してギャップ補正を行うこともできる。
請求項(抜粋):
印字ヘッドとプラテン間のギャップを自動調整する機構を備えたプリンタ装置のプラテンの傾き自動補正方法において、印字前に、少なくとも2以上の箇所にキャリアを移動させ、各キャリアの位置において、上記機構を用いてプラテンと印字ヘッドとの相対的傾きを測定して記憶手段に記憶し、印字前のギャップ調整時、キャリアを用紙上の予め定められたギャップ調整位置に移動させ、用紙の厚さに応じたギャップに設定し、印字時、上記記憶手段に記憶されたデータを用いて、ギャップ調整を行った位置を基準位置として、設定されたギャップをキャリア位置に応じて補正することにより、プラテンと印字ヘッドの相対的傾きを自動補正して、ギャップを一定に保つようにしたことを特徴とするプリンタ装置のプラテンの傾き自動補正方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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