特許
J-GLOBAL ID:200903016587984287

樹脂ライニング管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-102633
公開番号(公開出願番号):特開平7-308937
出願日: 1994年05月17日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】ベンド管やキセル管と言われる曲管や長尺の管であっても、小さい汎用の射出機だけで正確に樹脂ライニング層を射出成形することができる樹脂ライニング管の製造方法を提供することを目的としている。【構成】金属管に樹脂注入孔が所定ピッチで形成された中子型を挿入し、この中子型の奥まで樹脂注入管を挿入して、奥側の樹脂注入孔に樹脂注入管の先端に設けた樹脂射出ノズルを一致させ、射出機から樹脂注入管、樹脂射出ノズル、樹脂注入孔を介して金属管と中子型との間に所定量の溶融樹脂を注入し、続いて、樹脂注入管を手前側へ動かしてつぎの樹脂注入孔に樹脂射出ノズルを一致させ、再び金属管と中子型との間に所定量の溶融樹脂を注入する工程をつぎつぎ実施してキャビティ内を溶融樹脂で満たして金属管の少なくとも内壁面に樹脂ライニング層を形成するようにした。
請求項(抜粋):
長手方向の所定ピッチ毎に少なくとも1つの樹脂注入孔が穿設され、金属管の内壁面との間に樹脂ライニング層となるキャビティを形成する管状の中子型を金属管に装着する中子型装着工程、射出機に接続されこの射出機から送られてきた溶融樹脂を射出する樹脂射出ノズルを先端に有する樹脂注入管を、前記中子型の一側から他側方向に向かって挿入し、所定の樹脂注入孔に前記樹脂射出ノズルを一致させるとともに、この樹脂注入孔近傍のキャビティ内に樹脂注入孔を通して前記樹脂射出ノズルから所定量の溶融樹脂を注入する樹脂注入工程を実施したのち、前記樹脂射出ノズルが中子型の前記一側の方向に移動するように、金属管および中子型と、樹脂注入管とを相対移動させ、この相対移動により、中子型の前記一側の方向に隣合うつぎの樹脂注入孔に樹脂射出ノズルを一致させ、再び前記樹脂注入孔を通して前記樹脂射出ノズルから所定量の溶融樹脂を中子型と金属管との隙間に所定量注入する再注入工程を、中子型の一側端に形成された樹脂注入孔からの樹脂注入を完了するまで順次繰り返すことを特徴とする樹脂ライニング管の製造方法。
IPC (4件):
B29C 45/14 ,  B29C 63/26 ,  F16L 9/14 ,  B29L 23:00

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