特許
J-GLOBAL ID:200903016594861867

変速比無限大無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-249289
公開番号(公開出願番号):特開平6-101754
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 無段変速機と遊星歯車機構とを組み合わせた変速比無限大無段変速機の変速制御装置において、第1の目的は、無段変速機の故障時に逆方向走行を防止すること。第2の目的は、第1の目的に加え、無段変速機の故障時にエンスト防止および発進を確保すること。【構成】 第1の構成は、無段変速機bの故障検出時であって、少なくともローレジュームクラッチhを締結すればユニット出力軸fが逆転するような場合、ローレジューム状態への切り換えを禁止するフェイルセイフ手段mを設けた。第2の構成は、第1の構成に加え、フェイルセイフ手段mによりローレジュームクラッチhを締結しての変速が禁止されている場合、ダイレクトクラッチiを発進要素として用いる発進制御手段nを設けた。
請求項(抜粋):
ユニット入力軸に接続された無段変速機および減速機と、無段変速機出力軸にサンギアが接続され、減速機出力軸にキャリアが接続され、ユニット出力軸にリングギアが接続された遊星歯車機構と、ユニット入力軸から遊星歯車機構のキャリアへの伝達経路の途中に設けられたローレジュームクラッチと、遊星歯車機構のサンギアからユニット出力軸への伝達経路の途中に設けられたダイレクトクラッチと、ローレジュームクラッチを締結して無段変速機の変速比を制御することによって総減速比が負の値から正の値まで変速比無限大を含んで制御されるローレジューム状態と、ダイレクトクラッチを締結して無段変速機の変速比を制御することによって総減速比が無段変速機の変速比となる直結状態とを切り換えることにより走行状態に応じて最適の変速比を得る変速制御手段と、無段変速機の故障を検出する無段変速機故障検出手段と、無段変速機の故障検出時であって、少なくともローレジュームクラッチを締結すればユニット出力軸が逆転するような場合、ローレジューム状態への切り換えを禁止するフェイルセイフ手段と、を備えていることを特徴とする変速比無限大無段変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/12 ,  F16H 37/02 ,  F16H 59:68

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