特許
J-GLOBAL ID:200903016595561662

ディーゼル機関の油圧動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-051096
公開番号(公開出願番号):特開平8-247331
出願日: 1995年03月10日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 ディーゼル機関の排気弁を油柱で駆動する油圧動弁装置において、その油柱の作動油の調量を高精度で調整することができるようにし、排気弁の閉弁タイミングを高精度で設定して圧縮始めを負荷に応じて変化させる。【構成】 クランク軸に連動するカムによってプランジャポンプを駆動し、そのカムの最大揚程に同期してプランジャに形成されたバイパス通路から第1通路を経て蓄圧器の貯留室に高圧力の作動油の一部を貯留して油柱から排出させ、油柱の体積を減らし、排気弁の揚程を小さくする。次のカムの下降行程において、カムの位相よりも速く排気弁の閉弁を終了させる。このときカムの残りの揚程期間で貯留室内の作動油を、第2通路および逆止弁を経て、前記排出された油柱の作動油を供給して元の体積に戻す。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関のクランク軸に連動してカム駆動されるプランジャポンプによる作動油の油柱によって、ディーゼル機関の排気弁を駆動するための駆動シリンダを駆動するディーゼル機関の油圧動弁装置において、蓄圧器が設けられ、この蓄圧器は、作動油を貯留する貯留室を有するハウジングと、この貯留室の容積を規定する蓄圧器ピストンと、蓄圧器ピストンに、貯留室の容積が小さくなる方向にばね力を与えるばねと蓄圧器ピストンの最大変位量を調整する変位量調整手段とを備え、前記プランジャポンプのプランジャには、一端部がプランジャポンプの圧力室に開口しかつ他端部が外周壁に開口したバイパス通路が形成され、プランジャポンプのプランジャを収容するバレルには、プランジャの上限位置でバイパス通路に連通するように開口した第1通路が形成され、この第1通路は前記貯留室に連通し、貯留室の作動油を、逆止弁を介して、プランジャポンプの圧力室から駆動シリンダのピストン室までの油柱空間に戻す第2通路が設けられることを特徴とするディーゼル機関の油圧動弁装置。
IPC (2件):
F16K 31/12 ,  F01L 9/02
FI (2件):
F16K 31/12 ,  F01L 9/02 A

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