特許
J-GLOBAL ID:200903016596606007

回転速度検出機構を備えた容量可変型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-318889
公開番号(公開出願番号):特開2005-083325
出願日: 2003年09月10日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
【課題】 加工コストの低減と回転速度の検出精度の向上とを両立できる、回転速度検出機構を備えた容量可変型圧縮機を提供すること。【解決手段】 電磁クラッチ20からの漏れ磁束により、スルーボルト15及び回転支持体30を磁路とする循環磁気回路が形成される。回転支持体30において外周縁30aには切欠53が形成されている。磁気センサ51は、回転支持体30の回転に伴う、該回転支持体30の外周縁30aとスルーボルト15との間の距離変化に起因した磁束変化を検出する。ヒンジ機構32は、回転支持体30の外周縁30aが切欠53を以てスルーボルト15に臨む時期と、支持アーム33とスルーボルト15との間の距離が最も近くなる時期とが重なるように構成されている。支持アーム33は、切欠53よりも径方向外側に位置しないように設けられている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ハウジングに回転可能に支持された駆動軸と、前記ハウジング内において前記駆動軸に止着された回転支持体と、前記駆動軸に軸線方向へスライド移動可能でかつ傾動可能に支持されているとともにピストンが連結されたカムプレートと、該カムプレートと前記回転支持体との間に介在されたヒンジ機構とからなり、前記駆動軸の回転によって前記回転支持体、前記ヒンジ機構及び前記カムプレートを介して前記ピストンが往復動されてガスの圧縮が行われるとともに、前記カムプレートが前記ヒンジ機構の案内によって前記駆動軸上を傾動しつつスライド移動されることで吐出容量を変更可能であって、前記回転支持体の外周縁に形成された切欠と、前記ハウジングにおいて前記回転支持体の外周縁よりも径方向外側に配設された距離基点部と、前記回転支持体を磁化する磁化手段と、前記回転支持体の回転に伴う該回転支持体の外周縁と前記距離基点部との間の距離変化に起因した磁束変化を検出する磁気センサとからなる回転速度検出機構を備えた容量可変型圧縮機において、 前記回転支持体の前記外周縁が前記切欠を以て前記距離基点部に臨む時期と、前記ヒンジ機構を構成する前記回転支持体側のヒンジ要素と前記距離基点部との間の距離が最も近くなる時期とが重なるように前記ヒンジ要素を前記回転支持体に配置するとともに、該ヒンジ要素を、前記切欠が前記距離基点部に臨む時期において前記切欠よりも前記距離基点部に対して接近することのないように構成したことを特徴とする回転速度検出機構を備えた容量可変型圧縮機。
IPC (2件):
F04B27/08 ,  F04B27/14
FI (2件):
F04B27/08 L ,  F04B27/08 S
Fターム (6件):
3H076AA06 ,  3H076BB28 ,  3H076BB31 ,  3H076BB41 ,  3H076CC20 ,  3H076CC36
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-087368   出願人:株式会社豊田自動織機製作所

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