特許
J-GLOBAL ID:200903016598030870

フランジ付軸シール型ニップル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-067200
公開番号(公開出願番号):特開平8-261378
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 相手部材に挿入する先端部にOリング溝およびバルジ部を有するパイプとフランジとを一体化させたフランジ付軸シール型ニップルにおいて、切削によらずにOリング溝を成形し、かつ溶接やロウ付によらずにパイプとフランジを固着一体化させたフランジ付軸シール型ニップルを提供する。【構成】 パイプ(1) の拡径先端部(1a)に転造加工によってOリング溝(3) を形成する一方、フランジ(5) の挿通孔(6) の後部開口端に座ぐり部(6a)を形成すると共に、その座ぐり部(6a)に位置するパイプ(1) 外周に該座ぐり部(6a)の内周面に密着係合する係合膨出部(4) を形成し、この係合膨出部(4) と前方の座孔(6a)に嵌入されたバルジ部(2) とでフランジ(5) を前後両側から締め付け係合させてパイプ(1) とフランジ(5) とを固着一体化してなる構成とする。【効果】 高い回転トルクのもとで固着一体化され、かつ構造強度およびシール機能に優れるものとすることができる。
請求項(抜粋):
Al合金材からなり、相手部材に挿入される先端部の外周にOリング溝を有すると共に該先端部の根本部に環状のバルジ部を有するパイプと、Al合金材からなり、前面部に前記パイプのバルジ部が嵌入されている座孔を有すると共に該座孔と同芯に設けられて前記バルジ部に続くパイプの本体部が挿通されている挿通孔を有し、前記パイプを相手部材に取り付けるためのフランジとを備えてなるフランジ付軸シール型ニップルであって、前記パイプの先端部のOリング溝が転造加工によって形成されてなり、かつ、前記フランジの挿通孔の後部開口端に斜め半径方向に拡径する座ぐり部が形成されると共に、その座ぐり部に位置する前記パイプの外周に該座ぐり部の内周面に密着係合する係合膨出部が形成されてなることを特徴とするフランジ付軸シール型ニップル。
IPC (3件):
F16L 33/00 ,  F16L 33/28 ,  F16L 33/24
FI (2件):
F16L 33/00 A ,  F16L 33/24

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