特許
J-GLOBAL ID:200903016598530954

塩化鉄系廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-304815
公開番号(公開出願番号):特開平6-127946
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 塩化銅または塩化銅・ニッケルなどを含有する強酸廃液中に鉄粉を添加して、連続工程で廃液を浄液再生すると共に有価金属を回収する塩化鉄系廃液の処理方法を提供する。【構成】 塩化鉄系の強酸廃液10中に鉄粉15を添加して残存塩化第2鉄を塩化第1鉄に還元することで溶存塩化銅を置換析出させ、この脱銅後の混合廃液10b中に鉄粉15及び塩化鉄系廃液10を脱銅液に対して10〜30%の割合で混入し、得られた混合廃液10cのPHを1.3〜2.5に調整し、かつ鉄イオン濃度を280g/リットル以下に制御して水酸化第2鉄を生成し、この水酸化第2鉄に混合廃液10cの懸濁性不純物40を吸着・包括させ、更に凝集剤溶液50を添加してある程度大きな分離し易い凝集フロックを形成させ、次いで該凝集フロックを固液分離機53により分離除去する。
請求項(抜粋):
銅、ニッケル及び少量のクロムを含有する塩化鉄系の強酸廃液中に鉄粉を添加して、残存塩化第2鉄を塩化第1鉄に還元させることにより溶存塩化銅を置換析出させ、こうして脱銅された液中に鉄粉及び前記塩化鉄系廃液を前記脱銅液に対して10〜30%の割合で混入し、得られた混合廃液のPHを1.3〜2.5に調整し、かつ鉄イオン濃度を280g/リットル以下に制御して水酸化第2鉄を生成し、該水酸化第2鉄に前記混合廃液の懸濁性不純物を吸着・包括させ、更に凝集剤溶液を添加してある程度大きな分離し易い凝集フロックを形成させ、それから該凝集フロックを分離除去することを特徴とする塩化鉄系廃液の処理方法。
IPC (3件):
C01G 49/10 ,  C25D 21/16 ,  H01L 21/306
引用特許:
出願人引用 (8件)
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