特許
J-GLOBAL ID:200903016599393772

車両用ロックアップクラッチのダンパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-241084
公開番号(公開出願番号):特開平8-105508
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 エンジンのトルク振動を吸収する円弧状圧縮コイルスプリングの実質的なばね定数を低減して共振周波数を低下させ、エンジンの低速回転時にも共振することなくトルク振動を良好に吸収できるようにして、ロックアップクラッチを係合制御するエンジン回転域を低速回転側へ拡大し、燃費を更に向上させる。【構成】 ロックアップクラッチのピストン32と一体回転するプレート44から圧縮コイルスプリング50を介してディスク48にエンジン出力を伝達する際に、圧縮コイルスプリング50の伸縮によってトルク振動を吸収するダンパ装置40において、圧縮コイルスプリング50をスプリングガイド54より小さな曲率半径の円弧形状とし、遠心力が小さい低速回転時には略点接触の状態でスプリングガイド54に接触させられるようにした。
請求項(抜粋):
一軸心まわりの相対回動可能に設けられた駆動側回転部材および従動側回転部材と、前記一軸心を中心とする円弧に沿って前記駆動側回転部材および従動側回転部材の何れかに配設されたスプリングガイドと、該スプリングガイドの内周側に円弧形状に湾曲させられた状態で収容されるとともに、両端部が前記駆動側回転部材および従動側回転部材に係合させられ、該駆動側回転部材および従動側回転部材の相対回動に伴って伸縮させられる圧縮コイルスプリングとを有し、流体式伝動装置と並列に配設されてエンジン出力を伝達する車両用ロックアップクラッチのダンパ装置において、前記圧縮コイルスプリングを、自然状態における外周側の曲率半径が前記スプリングガイドの曲率半径より小さい円弧形状としたことを特徴とする車両用ロックアップクラッチのダンパ装置。
IPC (2件):
F16H 45/02 ,  F16F 15/123

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