特許

J-GLOBAL ID：200903016601953420

血管内皮損傷部位を認識する担体

発明者： 川原 一夫 ,  内山 英樹 ,  木村 順治 ,  宮嶋 孝一郎
出願人/特許権者： テルモ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-107006
公開番号（公開出願番号）：特開平7-089874
出願日： 1994年05月20日
公開日（公表日）： 1995年04月04日
要約：

【要約】【構成】生理的pH範囲で陽電荷を帯びる部位を有する化合物を少なくとも1つの構成成分とし、前記生理的pH範囲で陽電荷を帯びる部位の少なくとも一部が表面に存在する、薬剤を内包した担体。前記化合物としては、グルカミン誘導体、ガラクトサミン誘導体、グルコサミン誘導体等、薬剤としては血管内皮損傷部位の診断および治療薬が挙げられる。【効果】中性あるいはアニオン性の物質の封入率が高く、血管内皮損傷部位へのターゲッティング性が非常に高い。また、安全性も非常に高い。

請求項（抜粋）：

血管内皮損傷部位を認識する担体であって、生理的pH範囲で陽電荷を帯びる部位を有する化合物を少なくとも1つの構成成分とし、前記生理的pH範囲で陽電荷を帯びる部位が前記担体の表面に存在することを特徴とする薬物担体。

IPC (3件)：

A61K 47/26 ,  A61K 9/00 ,  A61K 47/36

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭63-066123
  
• 特表平5-508626
  
• 特表平4-504404
  
• 特開昭56-075439