特許
J-GLOBAL ID:200903016615874697

シートベルトの引き締め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315807
公開番号(公開出願番号):特開平7-237525
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 構造簡単で、車両の急減速検出時に迅速にシートベルトの引き締めを行う。【構成】 ケーシング1内に設けられた圧縮バネ6と、一端にシートベルトのバックル14が連結する逆進防止ロッド12と、逆進防止ロッドと連結するワイヤ10と、圧縮バネ6の一端に当接され、ワイヤ10の他端が連結されて圧縮バネ6の伸縮とともに、その伸縮方向に移動可能な質量体2とを有する。質量体2には、圧縮バネ6の他端を支持するホルダ3に係合離脱可能なストッパ5Aを備えた板バネ4A,4Bが設けられ、このストッパ5Aが、ホルダ3に係止されることにより、圧縮バネ6を圧縮状態に維持する。ストッパ5Aに対向して設けたストッパ5Bに当接して、係合が離脱する方向へのストッパ5Aの移動を規制するリテーナ7を備える。
請求項(抜粋):
車両の減速度が所定値以上となった時にシートベルトを引き込み作動するシートベルトの引き締め装置において、ケーシングと、前記ケーシング内に設けられた圧縮バネと、一端にシートベルトのバックルが連結する連結部材と、前記圧縮バネの一端に当接され、前記連結部材の他端が連結され前記圧縮バネの伸縮とともに、その伸縮方向に移動可能な引き込み部材と、前記引き込み部材には、前記圧縮バネの他端を支持する支持部材に係合離脱可能な係止部を備え、前記係止部が、前記支持部材に係止されることにより、前記圧縮バネを圧縮状態に維持するとともに、前記係止部に当接し、前記係止部の係合が離脱する方向への移動を規制する規制部材とを備え、車両の減速度が所定値以上となったとき、前記係止部の前記規制部材との当接が解除されることにより、前記固定部との係止状態が解除され、前記圧縮バネが伸長することにより、前記シートベルトが引き締められることを特徴とするシートベルトの引き締め装置。

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