特許
J-GLOBAL ID:200903016618940372

液封防振ゴム装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-174299
公開番号(公開出願番号):特開平9-014335
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 内圧調整可能及びオリフィス長可変とする液封マウントの提供。【構成】 エンジンへ取付けられる第1の連結部材1と、車体側と連結する第2の連結部材2を連結する筒型のゴムブロック3を備え、ゴムブロック3内を仕切り壁6で第1室8と第2室9に区画し、両室をオリフィス通路34で連通する。オリフィス通路34と第1室8は通路長可変弁38で開閉される中間開口部37と常開の通路端開口部で連通する。ゴムブロック3の円筒部5の壁面の一部を可動壁部12とし、外側のコントロール室26を負圧にすると、第1室8の内圧を下げるとともに、一体の通路長可変弁38が移動して中間開口部37を開き、オリフィス長を短くして、アイドル振動領域で動バネ極小値を設定でき、動バネを大幅に低減できる。
請求項(抜粋):
車体側又は振動部材側のいずれか一方へ取付けられる第1の連結部材と、他方へ取付けられる第2の連結部材と、これら両部材間に設けられるゴムブロックとを備え、これら第1及び第2の連結部の間に少なくともゴムブロックの一部を用いて閉空間を形成し、この閉空間内を仕切部材により複数の液室に区画して各液室間をオリフィス通路で連通した液封防振ゴム装置において、液室を形成する第1又は第2の連結部の壁部内側をゴムブロックから連続する部分であるゴム壁で覆い、このゴム壁で覆われた第1又は第2の連結部の壁部の一部に開口部を設け、この開口部に相当するゴム壁部分を可動壁部とし、この可動壁部を前記開口部から外方へ向かって弾性変形可能にし、この弾性変形を外部に設けた制御手段により移動制御するとともに、可動壁部が臨む液室側の仕切部材表面に、オリフィス通路の開口部として常時開口する第1の開口部と、開閉される第2の開口部を設け、この第2の開口部を開閉するための通路長可変弁を仕切部材表面でスライド移動可能に前記可動壁から仕切部材の中央へ向かって突出させ、第2の開口部を閉じたときオリフィス通路が長くなり、第2の開口部を開いたときオリフィス通路が短くなるようオリフィス長を可変制御することを特徴とする液封防振ゴム装置。
IPC (3件):
F16F 13/26 ,  B60G 7/02 ,  B60K 5/12
FI (3件):
F16F 13/00 G ,  B60G 7/02 ,  B60K 5/12 F

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