特許
J-GLOBAL ID:200903016627361156

冷凍機油及び冷凍機作動流体用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細田 芳徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-187495
公開番号(公開出願番号):特開平11-012585
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】汚れ付着の抑制に優れた代替フロン冷媒用の冷凍機油及び冷凍機作動流体用組成物を提供すること、及び該冷凍機油を用いた冷凍サイクル内の汚れ付着抑制方法を提供すること。【解決手段】特定の構造を有する6価エーテルアルコール化合物、特定の構造を有するカーボネート化合物、及び特定の構造を有するポリビニルエーテル化合物からなる群より選ばれる1種以上の含酸素化合物と、一般式(6):R16O(EO)m (PO)n R17で示される化合物を含有し、かつ25°Cにおける体積抵抗率が1×1013Ω・cm以上である冷凍機油、及び該冷凍機油を用いることを特徴とする、冷凍サイクル内の汚れ付着抑制方法。
請求項(抜粋):
一般式(1)、一般式(2)又は一般式(3)【化1】(式中、R1 〜R6 はそれぞれ同一であっても異なっていても良く、炭素原子数1〜14の直鎖、炭素原子数3〜14の分岐鎖又は炭素原子数3〜14の環状のアルキル基を示す。但し、R1 〜R6 の合計炭素原子数は8〜40である。R7は水素原子、又は炭素原子数1〜13の直鎖、炭素原子数3〜13の分岐鎖若しくは炭素原子数3〜13の環状の、α位に1個以上の水素原子を有するアルキル基を示す。R8 は炭素原子数1〜13の直鎖、炭素原子数3〜13の分岐鎖又は炭素原子数3〜13の環状の、α位に1個以上の水素原子を有するアルキル基を示す。又は、R7 とR8 は一緒になって炭素原子数2〜13のアルキレン基を形成する。但し、R7 とR8 の合計炭素原子数は1〜13である。一般式(2)、一般式(3)における括弧内の構造単位はどのような順序に配列されていても良い。)で示される6価エーテルアルコール化合物、一般式(4)【化2】(式中、R9 、R10はそれぞれ同一であっても異なっていても良く、炭素原子数2〜4の直鎖または炭素原子数3〜4の分岐鎖のアルキレン基を示す。R11は水素原子、炭素原子数1〜24の直鎖若しくは炭素原子数3〜24の分岐鎖のアルキル基、フェニル基、又は炭素原子数1〜24の直鎖若しくは炭素原子数3〜24の分岐鎖のアルキル基及び/又は炭素原子数1〜24のアルコキシ基により置換された芳香族残基を示す。a、bは0〜50の整数を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良い。Aは1〜6価の水酸基を有する炭素原子数1〜24の飽和炭化水素のアルコール残基、又は1〜6価の水酸基を有する炭素原子数6〜24のフェノール残基若しくは芳香族のアルコール残基を示す。cはAの価数と同一の、1〜6の整数を示す。Bは炭素原子数1〜12の直鎖又は炭素原子数3〜12の分岐鎖のアルキレン基を示す。dは0〜6の整数である。)で示されるカーボネート化合物、及び一般式(5)【化3】(式中、R12〜R14はそれぞれ同一であっても異なっていても良く、水素原子、又は炭素原子数1〜12の直鎖若しくは炭素原子数3〜12の分岐鎖のアルキル基を示す。R15は炭素原子数1〜12の直鎖または炭素原子数3〜12の分岐鎖のアルキル基を示す。eは1〜50の整数を示す。)で示される構成単位を有するポリビニルエーテル化合物からなる群より選ばれる1種以上の含酸素化合物と、一般式(6)R16O(EO)m (PO)n R17 (6)(式中、R16は炭素原子数1〜36の炭化水素基を示す。R17は水素原子、炭素原子数1〜36の炭化水素基又は炭素原子数1〜24のアシル基を示す。また、EOはオキシエチレン基を、POはオキシプロピレン基を示す。なお、mは0〜50の数、nは0〜50の数であり、m+nは1〜100の数である。また、(EO)m と(PO)n はランダムでもブロックでも良い。) で示される化合物を含有し、かつ25°Cにおける体積抵抗率が1×1013Ω・cm以上である冷凍機油。
IPC (7件):
C10M111/04 ,  C10M105:18 ,  C10M105:48 ,  C10M107:18 ,  C10M107:24 ,  C10N 20:00 ,  C10N 40:30

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