特許
J-GLOBAL ID:200903016630122430

乾式電子写真用トナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 武井 秀彦 ,  吉村 康男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-258299
公開番号(公開出願番号):特開2006-072199
出願日: 2004年09月06日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】 トナーの摩擦帯電量、搬送性、現像性、転写性に優れ、現像ローラへのトナー付着がない、乾式電子写真用トナー、現像方法、画像形成を提供する。【解決手段】 トナーのバインダー樹脂はTHF不溶成分を含まず、分子量5×102以下の含有割合が4重量%以下、重量分子量3×103〜9×103にメインのピークを有するポリエステル樹脂、帯電制御剤としてスルホン酸塩基含有モノマー等を構成単位とし体積抵抗が9.5〜11.5LogΩ・cm、重量平均分子量1×103以下の成分の含有割合が10重量%以下の樹脂、外部添加剤が1次粒子径0.01〜0.03μmの疎水性シリカと、1次粒子径0.01〜0.03μmで比表面積60〜140m2/g、水可溶性成分量が0.2重量%以上ある疎水性酸化チタン、滑剤とを含み、画像形成過程で現像剤担持体表面の静摩擦係数を0.25〜0.45に保持するトナー及び画像形成方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
潜像保持体上に潜像を形成する潜像形成工程、該潜像を現像剤担持体上の現像剤を用いて現像する工程、現像されたトナー像を転写体上に転写する転写工程、転写体上のトナー像を加熱定着する定着工程を有する画像形成方法に用いられる乾式電子写真用トナーであって、少なくともバインダー樹脂、着色材、帯電制御剤、滑剤及びその他の添加剤を主成分とし、該バインダー樹脂が1種類以上のポリエステル樹脂からなり、該ポリエステル樹脂はTHF不溶成分を含まず、かつゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量分布における分子量5×102以下の成分の含有割合が4重量%以下であり、重量分子量3×103〜9×103の領域にメインのピークを有し、該帯電制御剤が樹脂帯電制御剤からなり、該樹脂帯電制御剤が単量体として少なくとも(A)スルホン酸塩基含有モノマー、(B)スルホン基以外の電子吸引基を有する芳香族モノマー、(C)アクリル酸エステルモノマー及び/またはメタアクリル酸エステルモノマー、(D)前記(B)芳香族モノマー以外の芳香族ビニルモノマーのうち、(A)〜(C)または(A)〜(D)を構成単位とし、該樹脂帯電制御剤の体積抵抗が9.5〜11.5LogΩ・cmであり、該樹脂帯電制御剤において重量平均分子量1×103以下の成分の含有割合が10重量%以下であり、該添加剤が1次粒子径0.01〜0.03μmの疎水化処理されたシリカと、1次粒子径0.01〜0.03μmで比表面積60〜140m2/gの疎水化処理された酸化チタンとを含み、該酸化チタンが湿式法により製造された水可溶性成分量が0.2重量%以上ある酸化チタン微粒子を表面処理したものであり、UV吸光法において300nmの透過率が35%以上、かつ600nmの透過率が80%以上であり、画像形成過程で現像剤を担持する担持体表面の静摩擦係数を0.25〜0.45に保持することを特徴とする乾式電子写真用トナー。
IPC (4件):
G03G 9/097 ,  G03G 9/08 ,  G03G 15/20 ,  G03G 9/087
FI (6件):
G03G9/08 346 ,  G03G9/08 372 ,  G03G9/08 374 ,  G03G9/08 375 ,  G03G15/20 505 ,  G03G9/08 331
Fターム (23件):
2H005AA01 ,  2H005AA06 ,  2H005AA08 ,  2H005CA04 ,  2H005CA08 ,  2H005CA14 ,  2H005CA25 ,  2H005CB07 ,  2H005CB13 ,  2H005DA02 ,  2H005EA03 ,  2H005EA05 ,  2H005EA06 ,  2H005EA07 ,  2H005EA10 ,  2H005FA05 ,  2H033AA11 ,  2H033BA11 ,  2H033BA12 ,  2H033BA25 ,  2H033BA58 ,  2H033BB34 ,  2H033BE03
引用特許:
出願人引用 (16件)
全件表示

前のページに戻る