特許
J-GLOBAL ID:200903016637471170

積層燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-009550
公開番号(公開出願番号):特開平5-205765
出願日: 1992年01月23日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】大幅なコスト上昇を伴わずに、燃料ガス中の一酸化炭素による貴金属触媒の被毒と、これによるセル電圧の低下を防止することにある。【構成】複数の単位セルをブロック25として各ブロック間に冷却板3を積層した積層燃料電池20において、燃料ガス中の一酸化炭素を触媒毒とする貴金属触媒の被毒を、白金-ルテニウム合金触媒を被毒抑制手段として用いて各ブロック25内で冷却板3に接した低温単位セル22の燃料電極側電極触媒層中にのみ設けて抑制し、被毒に伴って低温単位セルに生ずるセル電圧の低下、および積層燃料電池の発電性能の低下を防止する。
請求項(抜粋):
ガス透過性の電極基材の一方の面に電極触媒層を有する燃料電極および空気電極と、前記両電極の電極触媒層間に挟持された電解質層とからなる単位セル複数層と、前記各単位セル相互間をガス区分するセパレ-ト板との積層体からなり、その運転温度を制御する冷却板を複数の単位セルを1ブロックとして各ブロック間に積層したものにおいて、燃料ガス中の一酸化炭素を触媒毒とする前記電極触媒層中の貴金属触媒の被毒を貴金属触媒の組成により抑制する被毒抑制手段を、前記各ブロック内の低温部に位置する単位セルの燃料電極側電極触媒層中に含んでなることを特徴とする積層燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/24 ,  H01M 8/04

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