特許
J-GLOBAL ID:200903016638216379

温度依存性色彩記憶性樹脂積層体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-180690
公開番号(公開出願番号):特開平9-001935
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】屈曲や伸縮を伴う材料、物品等に好適に用いることができる温度依存性色彩記憶性樹脂積層体を提供する。【構成】屈曲性を有する支持体上にアンダーコート層、可逆熱変色層、オーバーコート層を積層した積層体であって、前記可逆熱変色層は、イ 電子供与性呈色性有機化合物、ロ フェノール性水酸基を有する化合物、ハ アルコール類、エステル類、ケトン類、またはカルボン酸類のいずれかより選んだ化合物を含む均質相溶体からなる可逆熱変色成分が、数平均分子量が4000乃至15000の塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体中に微粒子状に固着されてなり、温度の変化に依存して色の変化と共に透明度が可逆的に変化し、温度差が少なくとも10°C乃至50°Cであり、各様相を択一的に記憶保持できる温度依存性色彩記憶性樹脂積層体。
請求項(抜粋):
屈曲性を有する支持体上にアンダーコート層を介して可逆熱変色層を設けると共に、可逆熱変色層上にオーバーコート層を積層した積層体であって、前記可逆熱変色層は、 (イ) 電子供与性呈色性有機化合物、 (ロ) フェノール性水酸基を有する化合物、 (ハ) アルコール類、エステル類、ケトン類、またはカルボン酸類のいずれかより選んだ化合物を含む均質相溶体からなる可逆熱変色成分が、数平均分子量が4000乃至15000の塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体を必須成分として含む母体樹脂中に微粒子状に分散状態、又は固溶体状態にて固着されてなり、温度の変化に依存して色の変化と共に透明度が可逆的に変化し、その高温側トリガーと低温側トリガーとの温度差が少なくとも10°C乃至50°Cであり、前記低温側トリガー以下及び高温側トリガー以上の温度で変化させた各様相を択一的に記憶保持できることを特徴とする温度依存性色彩記憶性樹脂積層体。
IPC (2件):
B41M 5/26 ,  B41M 5/30
FI (5件):
B41M 5/18 101 A ,  B41M 5/18 101 C ,  B41M 5/18 101 E ,  B41M 5/18 101 F ,  B41M 5/18 108

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