特許
J-GLOBAL ID:200903016643066008

熱可逆性記録材料とその製造方法及び感熱記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-251212
公開番号(公開出願番号):特開平5-085046
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】本発明は、温度履歴により透明状態と不透明状態を可逆的に繰り返すことのできる熱可逆性記録材料において、熱可逆性記録材料からなる熱可逆性記録層の厚さが薄く、且つ透明,不透明のコントラスト及び、感度の良い熱可逆性記録材料とそれを供給する製造方法を提供することを目的とする。【構成】低分子有機化合物を高分子樹脂中に分散し、温度履歴により透明状態と不透明状態を可逆的に繰り返すことのできる熱可逆性記録材料において、前記低分子有機化合物は一分子内にプロトン供与基(A)及びプロトン受容基(B)の両方を有し、該低分子有機化合物の融点以上の温度T1において二量体(C)を形成しており、さらに、温度T1よりも高い温度T2において単量体に分離することを特徴とする熱可逆性記録材料。
請求項(抜粋):
低分子有機化合物を高分子樹脂中に分散し、温度履歴により透明状態と不透明状態を可逆的に繰り返すことのできる熱可逆性記録材料において、前記低分子有機化合物は一分子内にプロトン供与基(A)及びプロトン受容基(B)の両方を有し、該低分子有機化合物の融点以上の温度T1において二量体(C)を形成しており、さらに、温度T1よりも高い温度T2において単量体に分離することを特徴とする熱可逆性記録材料。

前のページに戻る