特許
J-GLOBAL ID:200903016648900928

回転子の冷却構造を備える電動機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-166252
公開番号(公開出願番号):特開2000-358345
出願日: 1999年06月14日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 電動機の回転子を効率的に冷却する。【解決手段】 インナロータとアウタロータとを備える対ロータ電動機において、アウタロータ50の外周部に油路57を設ける。冷却油はケースに固定された供給部12からアウタロータの回転面に吐出して供給する。冷却油は遠心力の作用によって油受部61に流れ、供給口63から内部に流れ込む。冷却油は油路57を通過した後、排出口73から外部に排出される。かかる冷却構造において、供給部12は回転方向に沿った速度成分を与える方向に冷却油を吐出する。また、排出部は油路57よりも回転中心に近い位置に設け、冷却油の回転速度を低減させてから排出する。こうすることにより、供給時の摩擦力による回転抵抗の低減、冷却油とともに廃棄される運動エネルギの抑制を図ることができ、運転効率の低下を抑制しつつ冷却を行うことができる。
請求項(抜粋):
少なくとも一の回転子を回転させる電動機であって、前記回転子と共に回転しつつ、熱交換可能に冷媒を通過させる冷媒路と、非回転部に形成され、該冷媒路に冷媒を供給する供給部と、該冷媒路から冷媒を排出する排出部とを備え、前記供給部は、前記冷媒路中の冷媒が有する運動エネルギから、供給後に該冷媒路に至るまでの期間に冷媒が有する運動エネルギの極小値を引いた差分を、前記電動機の運転効率に基づいて定まる所定値以下に抑える態様で前記冷媒を供給する構造である電動機。
Fターム (20件):
5H609BB03 ,  5H609BB12 ,  5H609BB19 ,  5H609PP02 ,  5H609PP07 ,  5H609QQ05 ,  5H609QQ12 ,  5H609QQ13 ,  5H609QQ16 ,  5H609QQ18 ,  5H609RR06 ,  5H609RR27 ,  5H609RR36 ,  5H609RR37 ,  5H609RR40 ,  5H609RR42 ,  5H609RR43 ,  5H609RR46 ,  5H609RR70 ,  5H609RR73

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