特許

J-GLOBAL ID：200903016650806645

パーライト金属組織を呈した高靭性レール

発明者： 内野 耕一 ,  黒木 俊哉
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田村 弘明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-244441
公開番号（公開出願番号）：特開平8-109440
出願日： 1994年10月07日
公開日（公表日）： 1996年04月30日
要約：

【要約】【目的】 レールの強度、耐摩耗性を具備し、寒冷地域でも適用可能なレールを提供する。【構成】 重量%で、C:0.60〜0.85%、Si:0.10〜1.20%、Mn:0.40〜1.50%を含有し、さらに必要に応じてCr,Mo,V,Nb,Coの1種又は2種以上を含有した耐摩耗性に優れた鋼に、特定の圧延により延・靭性、すなわち伸び12%以上、Uノッチシャルピー値25J/cm2 以上が付与された高靭性レール。【効果】 耐摩耗性の優れた高炭素鋼の延・靭性が著しく向上し、寒冷地鉄道への安全性の高いレールの提供が可能となった。

請求項（抜粋）：

重量%で、C :0.60〜0.85%、Si:0.10〜1.20%、Mn:0.40〜1.50%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼でパーライト組織を有し、レール断面内のパーライトブロック平均粒径が、レール頭頂表面より該レール頭頂表面を起点として少なくとも20mmの範囲、およびレール底面より該レール底面を起点として少なくとも15mmの範囲で20〜50μm、その他の部位で35〜100μmを呈し、前記レールのパーライトブロック平均粒径が20〜50μmの部位における伸び値が12%以上、Uノッチシャルピー値が25J/cm2 以上であることを特徴とするパーライト金属組織を呈した高靭性レール。

IPC (3件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/30

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭63-277721
  
• 特開昭47-007606
  
• 特開昭55-002768