特許
J-GLOBAL ID:200903016653000846

ディーゼルエンジンの排気浄化用触媒装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-008388
公開番号(公開出願番号):特開平10-205322
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 適切な時期に必要な量の2次燃料を供給し、もしくは供給を停止して無駄な燃料供給をせずに、NOX 触媒のNOX 浄化性能を向上させるディーゼルエンジンの排気浄化用触媒装置の提供。【解決手段】 HC吸着量計算手段24、HC通過量計算手段27、HC離脱量計算手段26と、計算されたHC吸着量とHC離脱量とからHC吸着材21へのHC吸着量を積算するHC累積吸着量計算手段25と、計算されたHC離脱量とHC通過量とNOX 発生量とからHC量の不足の有無を判定し、HC量に不足があり、かつNOX 還元触媒22の温度が活性温度以上である場合に、2次燃料供給装置30を駆動してHC不足量に見合った2次燃料量を供給するための2次燃料供給量判定手段29とを設けた構成。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンの排気系に装着され、エンジンから排出される炭化水素(以下HC)を吸着・離脱するHC吸着材と、該HC吸着材の下流側の排気通路に配置される窒素酸化物(以下NOX )還元触媒との間の排気通路に還元剤としてのHCを供給する2次燃料供給装置を配置した排気浄化用触媒装置において、HC吸着材の温度を検出する温度センサとNOX 還元触媒の温度を検出する温度センサとを有し、エンジンの負荷、回転数、冷却水温度のうちの少なくとも1つに基づいてエンジンから排出されるHC発生量を計算するHC発生量計算手段、およびエンジンから排出されるNOX 発生量を計算するNOX 発生量計算手段と、前記計算されたエンジンから排出されるHC発生量と前記温度センサにより検出された吸着材の温度とに基づいてHC吸着材へのHC吸着量を計算するHC吸着量計算手段と、前記計算されたエンジンから排出されるHC発生量と前記計算されたHC吸着量とによりHC吸着材を通過するHCの量を計算するHC通過量計算手段と、前記計算されたHC吸着量を積算するとともに、該積算値を前記温度センサにより検出されたHC吸着材の温度と積算値の大きさとに基づいてHC吸着材からのHC離脱量の値を計算するHC離脱量計算手段により減算補正してHC吸着量を積算するHC吸着量積算手段と、前記HC離脱量計算手段により計算されたHC離脱量と、前記HC通過量計算手段により計算されたHC通過量と、前記NOX 発生量計算手段とにより計算されたNOX 発生量とからHC量の過不足を判定する2次燃料供給量判定手段とを有し、HC量が不足しており、かつ前記温度センサにより検出されたNOX 還元触媒の温度が所定の活性温度以上であると判定された場合に、前記2次燃料供給装置によって、HC量の不足量の大きさにに見合った2次燃料量を供給する2次燃料供給手段とを設けたことを特徴とするディーゼルエンジンの排気浄化用触媒装置。
IPC (6件):
F01N 3/24 ,  B01D 53/72 ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/94 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/36
FI (8件):
F01N 3/24 E ,  F01N 3/24 R ,  F01N 3/08 A ,  F01N 3/08 H ,  F01N 3/36 A ,  B01D 53/34 120 D ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 101 A

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