特許
J-GLOBAL ID:200903016653966430

複屈折性試料のレターデーション測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 縣 浩介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-061120
公開番号(公開出願番号):特開平6-249774
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 複屈折性材料のレターデーションとその次数を決定する簡単な装置を得ること。【構成】 試料に位相板を重ねて一つの波長の光に対して見掛上のレターデーションが0近辺となるようにし複数対の偏光子と検光子の対を各対相互間で互に偏光方向を異らせて配置し、これらの偏光子検光子間に試料と位相板を重ねたものを置いて、他の波長の光を用い各対毎に透過光を測定し、それらの測定値から内挿し演算で、透過光強度が最大および最小となる偏光子の方位における最大、最小の透過光強度の差を算出し、予め用意してあるレターデーションの次数と上記差との関係グラフからレターデーションの次数を決定する。
請求項(抜粋):
偏光子と検光子の対を複数対、対相互の偏光方向を異らせて配置し、これら複数対の偏光子検光子の間に試料と位相板とを重ねて挿入し、各偏光子検光子対の透過光強度を測定できるようにし、まず第1の波長の光を用いて各対の透過光強度の相互差が最小になるように試料に対して位相板を回わし、次にその状態で第2の波長の光を用い、各対の透過光強度から透過光強度の最大値と最小値とを内挿演算によって求め、この最大最小の比或は差から、予め求めてあるレターデーションの次数と上記比或は差との関係を用いてレターデーション次数を決定するようにしたことを特徴とする複屈折性試料のレターデーション測定方法。

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