特許
J-GLOBAL ID:200903016661990855

ピストンリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017906
公開番号(公開出願番号):特開平7-269709
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 溝の機械加工がきわめて容易で、リングのフラッタを防止し得るピストンリング装置を提供すること。【構成】 流体を一方の側に保持するため円筒孔24壁内で作用するピストン11およびリング21,22,23の集合体。ピストン11は円筒孔24に沿って移動する側壁13と、側壁内の一つ以上の隔置した溝17,18,19とを有し、各溝は均一な距離をあけた溝内面43,44を形成し、少なくとも一つのシール要素21〜23は対の溝面の間でこれら溝面に沿って作動する一対の向合った面40,41を形成し、シール要素は円筒形壁に係合可能であり、シール要素の向合った面と一対の溝内面の間の隙間42は10ミクロン乃至それ以下であり、固体フィルム潤滑剤混合物は溝面およびシール要素の向合った面をコーティングし、それにより、隙間に存在する流体の面付着が隙間を通る流体の移動を阻止し、該隙間におけるシール要素のフラッタが本質的に排除される。
請求項(抜粋):
一方の側に流体を保持するため円筒孔壁内において作用可能で、ピストンが円筒壁に沿って移動する側壁を有するピストンリング装置であって、(a)前記側壁に一つ以上の隔置した溝を有し、各溝が均一な距離をあけた一対の溝内面を画定するピストンと、(b)前記一対の溝面の間でこれら溝面に沿って作用する一対の向き合った面を備えた少なくとも一つのシール要素で、前記円筒壁に係合可能であり、該少なくとも一つのシール要素の向き合った面と前記溝の一対の内面の隙間が10ミクロン以上でないシール要素と、(c)前記溝面および前記少なくとも一つのシール要素の少なくとも向き合った面をコーティングする固体フィルム潤滑剤混合物とを有し、それにより前記隙間内に存在する前記流体の表面接着は該隙間を通る流体の移動を阻止し、前記隙間における前記少なくとも一つのシール要素のフラッタが本質的に排除されるピストンリング装置。
IPC (5件):
F16J 9/00 ,  F02F 3/00 ,  F02F 5/00 ,  F16J 9/20 ,  F16J 9/26

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