特許
J-GLOBAL ID:200903016663798137

シート積層造形方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027397
公開番号(公開出願番号):特開平6-190929
出願日: 1993年01月21日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 紙以外のシートを積層して3次元物体を形成する。【構成】 3次元物体を構成する有効領域V1と3次元物体を構成しない不要領域U1とに切断された第1のプラスチックフィルム90を準備し、この第1のプラスチックフィルム90の上方に第2のプラスチックフィルム94を供給する。この際、第2のプラスチックフィルム94の下面に光硬化型接着剤96を塗布し、第1と第2のプラスチックフィルムの不要領域U1,U2の和領域に相当する部分96aを硬化させ、他の部分96bは未硬化としておく。次に、未硬化層96bに光を照射して硬化させて第1と第2のプラスチックフィルムを互いに接着する。そして、第2のプラスチックフィルム94を有効領域V2と不要領域U2とに切断する。以上の工程を繰り返すことによりプラスチックフィルムを順次積層して3次元物体を造形する。
請求項(抜粋):
透光性シートを積層することによって3次元物体を造形する方法であって、(A)3次元物体を構成する有効領域と3次元物体を構成しない不要領域とに切断された第1の透光性シートを準備する工程と、(B)前記第1の透光性シートの上方に第2の透光性シートを供給するとともに、前記第1と第2の透光性シートの間に、前記第1と第2の透光性シートの有効領域のいずれにも含まれる領域内の少なくとも一部に形成された未硬化の光硬化型接着剤層を介装する工程と、(C)前記光硬化型接着剤層に所定の光を照射して硬化させ、これによって前記第1と第2の透光性シートを互いに接着する工程と、(D)前記第2の透光性シートを有効領域と不要領域とに切断する工程と、を備え、前記工程(B)ないし(D)を繰り返すことにより透光性シートを順次積層して3次元物体を造形することを特徴とするシート積層造形方法。

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